【BTS】韓国ARMY「アルバム以外は購入しない」不買活動する理由

みなさん、こんにちは!

世界中で人気を博している韓国のボーイズグループ・BTSの本国ファンたちが、「不買活動を行っている」と話題になっています。

なぜ不買活動が勃発することになってしまったのでしょうか?

今回は、不買活動が勃発している理由やその詳細をご紹介します!

目次

不買活動の引き金はHYBEの事業説明会?

「不買活動」が行われるようになったのは、HYBEが実施した事業説明会の直後のことです。

2021年11月4日に実施された事業説明会では、HYBEの現在と今後の事業戦略についての発表が行われました。

その中で発表された2021年に予定されている活動が、今回の「不買活動」の引き金となっているようです。

今回、発表された活動は主に

1.オリジナルストーリーの公開

2.BTS新作ゲーム発表

3.Weverseの新バージョン

4.NTFの導入

5.新たなグローバルグループのデビュー予告

の5つとなっています。

なぜこの発表が行われた直後に、不買活動が行われるようになったのでしょうか?

まずは、今回発表された今後の活動の詳細とファンの反応を見てみましょう!

【オリジナルストーリーの公開】

この「オリジナルストーリー」というのは、HYBE所属アーティストのWebトゥーン(ウェブ漫画やWeb小説)で年明け早々に公開されることが決まっています。

2022年1月15日にBTSのオリジナルストーリーが公開され、その後2022年1月16日にはENHYPENが、次の日の1月17日にTXTの順で公開されることが決定しているそうです。

ストーリーの内容は完全にフィクションとなっていますが実在する人物が本名で登場するそうで、以前にも炎上した案件なこともありこれに対してファンはかなりの不安を感じています。

また少しだけ公開されたストーリーの内容が、BTSの「BL(ボーイズラブ)」を思わせる内容だったことも今回の不買活動に繋がっている様子。

過去にBTSメンバーのテテが「BLはやめてほしい」と苦言していたこともあって、「メンバーの思いを無視している」と批判の声が多く上がっています。

悪質な二次創作からメンバーを守るのが本来の事務所の姿であるはずが、自ら二次創作を行っていることにファンは怒りを隠せないでいるようですね。

ほかにも、コラボ相手が「決して評判が良いとは言えない」ファンフィクションサイトであることにも納得できないファンが多いとか。

二次創作を楽しむファンがいることは事実ですが、所属事務所がそれを作ってしまうのはやはり理解しがたいですよね。

ましてやメンバーが嫌がっていた内容でのストーリー展開は、ファンとして賛成できないのは当然ではないでしょうか。

【BTS新作ゲームの発表】

以前にもBTSのゲームはリリースされていますが、今回は以前と違ったものをリリースするそうです。

発表によるとBTSメンバーが制作に携わっているとのことで、BTSメンバーからのコメントも発表されていました。

これまでもBTSのゲームがリリースされてきましたが、発表時は大々的に行うものの終了する際はふわっとした感じで終了してきたので、この新作ゲームに関してもファンはあまり期待していないようです。

【Weverseの新バージョンとNFTの導入】

2021年のはじめにVLIVEとWeverseが最終的に1つに統合されることが発表されていましたが、この統合の1つとして2022年前半に新しいバージョンのWeverseがリリースされることが発表されました。

新バージョンのWeverseでは、アーティストがいつでもライブストーリーミングを行うことができるようになるとか。

これまでVLIVEで行っていたライブストーリーミングがWeveresで行えるようになり、デジタル化が進むということですね。

またNFT(日為替性トークン)事業が強化されることも発表され、トレカ(フォトカード)がデジタルトレカになるのではないか?と話題になっています。

NTFとは現在話題となっている偽造や複製ができない世界に1つだけのデジタルデータのことで、日本でもすでにデジタルトレカを導入しているアイドルグループがいます。

このデジタルトレカになることで音声メッセージを載せたり、トレカを所持している人だけが見ることができる動画を入れることができるようになるとか。

数量限定にすることも可能で、希少なトレカが出てくる可能性も考えられます。

メルカリなどでは人気メンバーのトレカが高額で取引されていますが、デジタルトレカになることで転売が行われた場合でも権利元にお金が入る仕組みとなるため、転売ヤー対策にも繋がるわけです。

以上のことから近いうちにこのデジタルトレカは実現されることが考えられますが、BTSファンからは「紙のトレカだから楽しいのに」と残念がる声が上がっています。

トレカが紙ではなくデジタルとなることで、紙の資源削減や環境保護に繋がるという良い利点もありますが、過去にデジタルトレカになったアイドルグループのファンは「ただの画像」と感じた方が多いようです。

紙にもデジタルにもそれぞれの良さがあるのは確かですが、デジタルトレカはまだまだ知られていないものなので反対する意見が多くなっています。

SNSでも「デジタルトレカって何?」といった声が多くあげられていました。

【グローバルアーティストのデビュー】

今回の事業説明会で、新たなボーイズ・ガールズグループが結成される予定であることが発表されました。

日米地域別に最適化された事業を基盤に結成されるグローバルグループで、日米でオーディション番組が開催されるそうです。

今回のオーディションでは昨年Mnetで放送され、ENHYPEN結成のきっかけとなったオーディション番組「I-LAND」の参加者4人とともにデビューする新メンバーを選抜すると発表され話題となっています。

日本で行われる今回のオーディションの様子は来年日本で放送され、YouTubeを通じて全世界に公開されるとか。

I-LANDで最終選考まで残った日本人4人のデビューが決まったことで、彼らを応援していたファンはとても喜んでいます。

日本でオーディションが行われ日本でデビューするということなので、どんなグループが誕生するのか楽しみですね!

不買活動の内容とは

上記でご紹介した内容が今回の事業説明会で発表された情報ですが、BTSファンによる不買活動が勃発するようになったのは、「Web小説のBL的な雰囲気に対する嫌悪感」「デジタルトレカに対する反対」「本業の音楽以外の話ばかりで音楽と関係のないところでお金儲けしすぎ」といったことが要因となっています。

とくにBTSの本業が音楽であるにもかかわらず、音楽に関する情報の発表が一切なかったことに対する怒りがファンは隠せないでいるようですね。

ファンの一部では、「アルバム以外は購入しない」といった不買活動が行われています。

12月に発売予定の「2022 シーズングリーティングの事前予約(11月22日~)をキャンセルした」といった声もあげられていました。

日本でもこの不買活動は行われており、これまでであれば発売後に即完売が当たり前だったBTSの公式商品が「日本でも売り切れていない」状況となっています。

これまでに何度も問題になっていますが、Weverseの仕事内容のずさんさや対応の悪さが今回の不買活動の一番の原因です。

Weverseで購入した商品が届いたもののつぶれていたり傷がついていたり、DVDに不具合があり回収するといった問題が以前から報告されおり、韓国だけでなく日本でも問題になっています。

こういった問題は、Weverseでのサービスがスタートしてから年数がそんなに経過していないにもかかわらず所属アーティストが増え、急激に事業が大きくなったことでサービスの内容が追いついていない状況であることが考えられているそうです。

ファンによる収益で事業を拡大しているわけですから、「音楽以外の事業拡大を行う前にもっと足元をしっかり固めろ!」とファンが怒りを覚えても仕方のないことではないでしょうか。

こうした音楽以外での事業拡大に、「過度な商品化で収益だけを得ようとしている」と感じているファンも少なくありません。

音楽以外での事業展開を行うことが悪いわけではありませんが、やはり限度というものがあります。

メンバーやファンが納得できる範囲で、活動の幅を広げてほしいものです。

まとめ

今回は、HYBEの事業説明会の内容と不買活動の原因や詳細をご紹介しました。

事業説明会でBTSの音楽活動についてまったく触れていなかった点についても、「兵役に行く前に稼げるだけ稼ごうとしているのでは?」とファンの間では疑問の声が上がっています。

Web上での作品は本人が不在でも収入源となるので、アーティスト本人に時間ができるという点には賛成したいところです。

しかしHYBEは少々やりすぎることもあるのでファンに疑問や不安、違和感を与える活動はいかがなものでしょうか。

みなさんはどう思いましたか?

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