みなさん、こんにちは!
今回は第5世代K-POP界について、活躍中のバーチャルアイドルや、新時代が到来していると話題になっていることなどをまとめてご紹介していきたいと思います!
目次
新時代到来?K-POP界でバーチャルアイドルが活躍中!
”バーチャルアイドル”が第5世代K-POPシーンの新しいキーワードとなり、注目を集めています。
「MAVE:」「SUPERKIND」「PLAVE」「異世界アイドル」は、もはやK-POPファンにとって聞き慣れない名前ではないのではないでしょうか。
3Dバーチャルを実現した「MAVE:」、AIとヒューマンが一緒に活動する「SUPERKIND」、ライブ配信でコミュニケーションする「PLAVE」と「異世界アイドル」。
このように、それぞれの個性を持つ仮想のアイドルグループたちが特別な成果を生み出していることが注目されているんですよね・・・!
いかにアイドル界のバーチャルにおいて、注目度が高くなっているということがうかがえます。
このような状況のきっかけとなったのが、K-POPシーンにおいて最も成功を収めていると言われているバーチャルグループ「aespa」の存在。
もちろんきっかけになったのは確かだといえますが、aespaの場合はリアルでの活動の方が圧倒的に人気が高いですよね。
なので、バーチャルアイドルとして成功しているかどうか・・・というのはちょっと疑問なところかもしれません。
METAVERSEエンターテイメントの親会社にあたるネットマーブルは、現在、ブロックチェーンを活用したゲームや自社によるメタバース開発に力を入れているのだとか。
バーチャルやメタバースがどんどん定着してきている現代だからこそ、今や「このグループもすぐ消えるのでは?」と思わせないのがバーチャルアイドルの魅力。
最近では、誹謗中傷などが原因で体調を崩してしまう韓国アイドルも多いですが、バーチャルであるからこそメンタルに一切影響がない・・・というのも強いところでしょう。
また、バーチャルアイドルにはスキャンダルがありませんし、イメージを固定しやすいという強みも。
だからこそ、企業などが広告・PRなどに起用しやすいという長所もありますよね。
実際モデルとして起用されているバーチャルアイドルもいることから、これからもどんどんと増えてくるかもしれません。
コロナ禍の3年間で動画コンテンツが増えていき、Vtuberなどのバーチャルヒューマンを目にすることが多くなりました。
世間でも、以前よりバーチャルの人間に対して、違和感や抵抗がなくなってきたのではないかと思われます。
とはいえ、韓国のバーチャルアイドルは、話題性にこそ富んでいてもまだファンの獲得としては深く浸透していない気がします。
しかし多くの人々が違和感や抵抗がなくなってきているからこそ、これから先、さらにバーチャルアイドルの需要が一気に加速することもあるかもしれませんね!
第5世代K-POPシーンで活躍中のバーチャルアイドル
MAVE:
「MAVE:」は、Kakaoエンターテインメントとnetmarbleの合弁会社であるMETAVERSEエンターテインメントが初めて制作した4人組ガールズグループ。
今年1月に、『PANDORA』でデビューしました。
METAVERSEエンターテインメントからデビューする初のガールズグループということで、事務所側はMAVE:について『緻密で完成度の高い世界観の下でつくられたグループ」と紹介し、期待してほしいというコメントを発表していました。
そして1月25日、シングル・アルバム『PANDORA’S BOX』を発売し、デビュー!
そんなMAVE:は、「感情の自由を求めて未来から来た4人の子供たちが2023年に地球に不時着した」という異色の世界観を持っています。
MAVE:の最大の特徴は、このグループが”実際の世界には存在しない”というところ。
実は、この4人のメンバーは全員がバーチャル上の存在であり、実体として目の前に現れることはなく・・・まさに”バーチャル・グループ”となっているんです。
未来世界IDYPIAから来た確かな世界観と共に、メンバーたちのリアルなビジュアルとパフォーマンスが話題を集めていますよね!
MAVE:のMBC『ショー 音楽中心』のステージ映像は、錚々たる現実のアイドルを抑えて、当月の最高視聴回数を記録し、現実のアイドルたちが『PANDORA』チャレンジに自主的に参加する異色の光景が繰り広げられたことも話題となりました!
これにより、より多くのファンがMAVE:を見たことで、『PANDORA』の好成績を牽引したとされています。
MAVE:は今年9月、ソウルワールドカップ競技場で開かれたMBCラジオ「IDOL RADIO LIVE in SEOUL」のコンサート現場で、カムバックカミングスーンティーザーをサプライズを公開するなど、K-POPアイドルであることを強く再認識させていました。
メタバースアイドル・・・なんとなくで意味は捉えられていますが、「MAVE:は実際に存在するK-POPアイドルではなくバーチャルアイドル」という説明はやはりびっくりですし、頭が追い付かない気もしますよね(笑)。
ビジュアルを見てみるとかなり人間のように見えたのですが、実際はCGで作られたものだというから本当に現代の技術って素晴らしいです・・(笑)。
さすが、所属事務所がゲーム会社というだけありますよね、本当に可愛らしくて見ていて楽しくなるようなグループです!
SUPERKIND
DEEP STUDIOが制作したA-idolの「SUPERKIND」は、AIメンバーとヒューマンメンバーが一緒に活動する初のK-POPグループ。
SUPERKINDは“PRID”、“NUKE”、“S”を組み合わせたアナグラムで、PRIDとNUKEはそれぞれ人間とAIを表し、グループ名は“新人類”を意味しているのだとか。
所属事務所であるDEEPSTUDIOは仮想空間(メタバース)で活動する、デジタルヒューマンやアイドル、モデルを研究するスタートアップ企業です。
グループ名の通り、メンバーは人間だけでなく、AIを使用した仮想メンバーで成り立っているんですよ!
一見、どのメンバーがAIなのか分からないほど、本当にナチュラルで違和感のないグループだということが分かりますよね!
1stミニアルバム『Profiles of the Future(Λ):70%』を発売し、『ショー音楽中心』で全テレビ局で史上初めてAIとヒューマンの同伴ステージを披露したことが注目されました。
音楽番組のほか、「it’s Live」「GAP CRUSH」「サークルルームについてきて」など、アイドル専門のウェブコンテンツとしても活動の範囲を広げているグループですね!
PLAVE
VTuber×アイドル的なグループとして、2022年9月15日に公式YouTubeとTwitchで生放送を通じて公開された5人組ボーイズグループ「PLAVE」。
他のバーチャルグループほどリアル寄りではないものの、VTuber的なキャラクターで配信中心に活動している、ウェブトゥーン(ウェブ漫画)スタイルのバーチャルボーイズグループとなりますね。
プロデュースは、「BTS(防弾少年団)」や「IU」、「PSY(サイ)」などと作業経験のあるHYBE所属のプロデューサーEL CAPITXNが引き受けたそうです。
グループ名は、「Play」と「Rêve」を組み合わせた造語で、「夢を実現するために新しい世界を創造しよう」という意味が込められているのだとか。
デビュー日は、2023年3月12日。
“コミックから出てきたアイドル”というコンセプトのメンバーたちは、全員が作曲可能な“作曲ドル”であり、それぞれボーカルとダンス、ラップ全てをこなす実力派。
バーチャルワールドである“Caelum”に住んでいたキャラクターたちが地球の開発者から能力を与えられ、“Asterum”に来ることになり、地球(Terra)と疎通できるようになったという世界観をもちます。
Asterumは地球とCaelumの間に存在する神秘的な空間を意味しており、デビュー曲『Wait For Me』のミュージックビデオでは、メンバーたちがCaelumからAsterumに来る姿が描かれています。
PLAVEは、1stミニアルバム『ASTERUM:The Shape of Things to Come』で初動(発売後一週間のアルバム売上)20万枚を突破!
メンバーたちのオールマイティな実力やビジュアルが、人気の高さを証明しましたね!
異世界アイドル
CGによるビジュアルを持つアイドルの中でも、主にAIで作られているバーチャルアイドルたちとは異なる「バーチャルさ」で注目を集めているのが、「ISEGYE IDOLL(異世界アイドル)」。
韓国の有名配信者「우왁굳(ウワクグッド)」によるTwitchストリーマー育成オーディション番組を通じて、2021年に誕生したガールズグループです。
今年の8月19日に『KIDDING Official』をリリースし、2023年12月現在、ミュージックビデオのYouTube再生数は、なんと1192万回を突破しているんです!
ISEGYE IDOLL(異世界アイドル)は、YouTubeで約5000万人以上のファンを確保している日本のVTuber事務所「ホロライブプロダクション」に影響を受けて制作されたのだとか。
6人で構成されたグループで、主にVRChatで活動しており、デビュー曲『RE:WIND』のミュージックビデオもVRChat上で撮影されたそうです。
その特徴のひとつは、そのミュージックビデオのクオリティの高さ!
最新曲のミュージックビデオでは、現実の風景とアバターを組み合わせた造りとなっており、曲に合わせてなめらかに踊る姿が印象的な仕上がりとなっています。
ビジュアルがCGによるバーチャルキャラクターですが、いわゆる「中の人」がいるVTuberやバーチャルストリーマーなどのバーチャル配信主に近い存在・・・というのが、MAVE:のようなAIアイドルたちとは大きく異なる点だといえるでしょう。
とくにISEGYE IDOLLは、1人の人気ストリーマーの企画から、作曲、編曲など専門性が必要な分野にはそれに詳しいファンが制作に参加しているのだとか・・・!
このような、ファンの手によって作られるアイドル・・・といった部分も、特異的であり最大の魅力と言えるかもしれませんね!
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それぞれの特性と強みを生かしたバーチャルアイドルの活発な活動は、他のバーチャルアイドルへの関心にも拡大されているそう。
このような成長が、第5世代K-POPシーンにおけるバーチャルアイドルの存在感をさらに高めているのではないかと言われています。
バーチャルアイドルたちの活躍が次のカムバックにつながっていき、さらにバーチャルアイドルの可能性や人気の高さを実感することができると思います。
当初こそおどろきや馴染みのなさがあったものの、今や驚きを超え、ファンダム(特定のファンの集まり)を確立し、人気を証明している彼ら。
ファンたちとのコミュニケーションのために新しいアルバムと次の活動を準備する彼らは、バーチャルアイドルの持続可能な未来も感じさせますよね!
MAVE:がカムバックし、2023年末までも引き続きバーチャルアイドルの人気は続いています。
2024年はさらにバーチャルアイドルの活躍が広まるかも・・・と期待しながら、来年のK-POPシーンも楽しみにしていたいですね!
まとめ
今回は第5世代K-POP界について、活躍中のバーチャルアイドルや、新時代が到来していると話題になっていることなどをまとめてご紹介しました。
みなさんはどう思いましたか?コメント残してくれるとうれしいです。
この記事を書いた結果!
・最近バーチャルアイドルが活躍中!
・AIやCGのクオリティーの高さがすごい!
・バーチャル人気のきっかけはaespaだと言われている!
・それぞれの世界観が魅力的!
という結果になりました。
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