【韓国を代表する音楽ランキング】GAONチャートが新たに「CIRCLEチャート」としてスタート!世界中のK-POPデータを収集!

みなさん、こんにちは!

今回は韓国を代表する音楽ランキング「GAONチャート」について、新たに「CIRCLEチャート」としてスタートすることや、韓国のランキングやチャート文化などをまとめてご紹介していきたいと思います!

目次

「GAONチャート」、「CIRCLEチャート」としてスタート

 

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韓国を代表する音楽ランキングである「GAONチャート」が、グローバルプラットフォームと手を組んで、世界中のK-POPデータを収集する「CIRCLEチャート(CIRCLE CHART)」に生まれ変わりました。

社団法人 韓国音楽コンテンツ協会は7日、グローバルK-POPチャートのビジョン宣告式を開き、CIRCLEチャートを通じて、世界中のK-POPブームを反映した音楽チャートへ跳躍すると発表。

また、産業に良い影響力を与えるための計画も、ともに公開しました。

まず、韓国音楽コンテンツ協会で運営してきた「GAONチャート」は、韓国国内の音楽チャートというイメージを脱ぎ、世界中のK-POP関連データを収集するグローバルK-POPチャート「CIRCLEチャート」に名前を変え、新たにスタートすることに!

韓国音楽コンテンツ協会は「CIRCLEチャート」の開発のため、YouTube、TikTok、Spotify、Apple Musicと正式にデータ提携を締結したそう。

これでCIRCLEチャートは、MelOn、Bugs!、genie、VIBE、FLOのような韓国のデータとともに、世界中のK-POPデータを合法で収集して集計する唯一無二のチャートとして生まれ変わることになったそうですよ!

これによって、世界で消費されているK-POPの利用量を、CIRCLEチャートを通じて確認できることになるとのこと。

今回の改編を通じて、これまで運営してきたアルバムチャートで週間売上を公開することを決定し、初動売上を確認することができるようにもなりました!

また、小売店を通じた最終消費者売上の集計であるリテールアルバムチャートの、国内・海外の売上がそれぞれ確認できるサービスも提供されることに。

今回、ビジョン宣告式では、韓国音楽コンテンツ協会が国際レコード産業連盟(IFPI)の韓国代表団体として登録されたというニュースも伝えられましたね!

これを通じて今後、国際レコード産業連盟が保有している世界中の音楽産業データと、韓国音楽コンテンツ協会が保有しているK-POP産業データについて相互協力。

そして、国際レコード産業連盟が発刊する年間リポートに、韓国音楽コンテンツ協会のデータが引用されることが明かされました!

国際レコード産業連盟の年間リポートは、世界で音楽市場および産業規模の指標として使われる報告書のことです。

また、韓国音楽コンテンツ協会は、国際標準レコーディングコード(ISRC)の韓国公式登録機関(Registration Agency)として指定され、今後K-POPの音源の世界流通コードを管理することになったそう。

国際標準レコーディングコードは、レコードおよびミュージックビデオの収録分を永久に識別することができるようにするISO・国際標準で、現在、世界レコード産業の核心基盤コードとなっています。

韓国音楽コンテンツ協会はこれを基に、世界中の音楽市場でK-POPに関する産業統計を収集・分析し、意味あるデータを提供するグローバル音楽データセンターとして跳躍すると発表。

そして最後に、韓国音楽コンテンツ協会は最近、K-POP産業界でも話題になっている気候変動対応にも加わると宣言しました。

このため、CIRCLEチャート内にエコチャート(仮名『クリーンチャート』)を運営するとのこと。

K-POPアルバムにおいて環境破壊を最小化するなど、エコな製品制作を促すため「RE100キャンペーン」を展開し、変わっていく時代に合わせてアルバムを再定義するなど、エコアルバム制作基準を作り、音楽チャートにも反映する計画だそうですよ!

韓国音楽コンテンツ協会の事務総長は、「GAONチャートがCIRCLEチャートにリブランディングし、世界中のK-POPファンダムを1つに繋げ、これを通じてK-POPが持つ良い影響力を伝える足掛かりの役割、そしてK-POPのビッグデータのハブとして、より正確な情報が産業において活用できるよう、窓口の役割を果たす」とコメント。

ちなみに、この日公開された7月3日付グローバルK-POPチャートのTOP5には、1位にBTS(防弾少年団)のJ-HOPE『MORE』、2位にTWICE ナヨン『POP!』、3位にBTS『Yet To Come』、4位にIVE『LOVE DIVE』、5位にBTS『Dynamite』が名を連ねていました。

このように、チャートというものは韓国アーティストを応援するにあたってとっても重要なことがよく分かりますよね!

「GAON(CIRCLE)チャート」ってどんなチャート?

 

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今回、新たに「GAONチャート」から「CIRCLEチャート」へと名前を変えたこの韓国チャー。

K-POPファンであれば一度は聞いたことがあるこの「GAONチャート」は、韓国で公認された大衆音楽チャートのことです。

「文化体育観光部」傘下の「韓国音楽コンテンツ協会」から、米国のビルボードや日本のオリコンチャートのような標準音楽チャートが必要という趣旨のもと、約2年間の準備期間を経て2010年2月23日に発足した大衆音楽の標準チャートなんですよね!

「GAON(ガオン)」という言葉は、「ガウンデ(韓: 가운데)」、「中心」を意味する韓国語で、”標準となるチャート”という意味から名付けられたそうですよ!

2012年からは、毎年2月にガオンチャートミュージックアワードが開催されていることでも知られていますね!

 

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そんなGAONチャートの、種類や集計方法をまとめてご紹介していきたいと思います!

まずメインチャートとして、デジタルチャート(DIGITAL CHART)、アルバムチャート(ALBUM CHART)、ソーシャルチャート2.0(SOCIAL CHART 2.0)があります。

デジタルチャートとは、「韓国の音楽配信サービスから販売されたデジタル音源の総合ランキング」のこと。

音源のストリーミング数、ダウンロード数、携帯電話の呼び出し音設定数を合算してランキングを付けており、販売数データを提供する配信事業者は、 Kakao Music、Melon、Mnet、Genie Music、Samsung Music、Bainil、Soribada、VIBE。

アルバムチャートは「アルバム形式の販売ランキング」のことで、全体の出荷量から返品量を引いた数を集計してランキング付けされます。

データ集計対象のレコード会社は、Kakao M、 Sony Music、Mnet Media、M2M Korea、Warner Music、Universal Music、Genie Music、Happy Robot Records、West Bridge、Kihno、Naturally Music、Windmill Media、Kang & Music、Music&NEW、A&G Modes。

ソーシャルチャート2.0とは、「NS上の活動・疎通指数を集計したランキング」のこと。

曲基準ではなくアーティスト基準になっており、Top 50 アーティスト、週間・月間・年間チャートを発表しています。

集計対象となるサービスは、V Live、MuBeat、SMR、My Celebs。

またその他にも、ダウンロードチャート(音源のダウンロード数を集計したランキング)、ストリーミングチャート(音源のストリーミング利用数を集計したランキング)、BGMチャート(BGMとしての販売量を集計したランキング)などのチャートが。

本当に種類豊富なチャートが存在していることから、どこでどのように購入すればどのチャートに反映されるのか・・・ということを把握するのも難しいですよね(笑)。

アイドルを応援するうえで重要な“音楽チャート”

 

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韓国の音楽番組は、1週間にいくつもあるということはK-POPファンの方ならご存じだと思われます。

いくつもある音楽番組で獲得した1位の数をトータルして、その総数で「○冠達成」などとよく言っているのも耳にしたことがあるでしょう。

たとえば、1位を3つ獲得することができれば「3冠」ということになりますね。

音楽番組では、1位の発表はほとんどの場合が番組の最後に行われ、1位を取ったアーティストたちはトロフィーを受け取って感謝の挨拶とアンコールステージを少し披露するという形となっています。

中には、初めての1位を獲得したときや空白期間を終えて1位を獲得したときに泣き出すということも。

それほどK-POPアーティストたちにとって、音楽番組で1位をとるということは大きなことなのだということが分かりますよね。

韓国の音楽番組ではあるものの、日本にいながらでもK-POPアーティストたちのチャートに貢献し応援する方法はあるんですよ!

ます一番重要になるのは、やはり何と言ってもアルバムなど円盤の購入。

それに続いて、音楽配信の音源ダウンロードやストリーミング、YouTube(ミュージックビデオ)の再生回数やSNSなどでのハッシュタグ投稿などなど。

また、リアルタイム投票やオンライン投票でも貢献できる場合があるなど、日本からでも十分に応援することができるというのもチャートの面白いところですよね!

アルバム売上の割合は高くないものの、日本にいながら参加しやすいチャート反映はやはり円盤を購入することだと思われます。

ちなみに、日本で購入したときに反映されすい韓国の主要チャートは、主に「MelOn(メロン)チャート」と「GAON(ガオン)チャート(現CIRCLEチャート)」。

MelOnチャートは、音源ダウンロードサイトのランキングのことで、日本でいえばレコチョクやiTunesのランキングのようなものですね!

MelOnチャート▼

 

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韓国最大手のサブスクである『MelOn』が展開する音源チャート。

ユーザー数が最も多く、韓国で最も権威ある音源チャートとされているんですよね。

このサブスクの登録には韓国の電話番号が必要なので、韓国における純粋な音源成績を把握することができます。

しかし一方で、海外のファンはこのサブスクを基本的に使用することができません。

その他にも韓国の音楽番組などに反映するチャートは何種類もあり、そして今回名前を変えて新たにスタートしたCIRCLEチャートも重要になってくるわけなんですよね。

日本でアルバムなどを購入する際は、CIRCLEチャートに反映されるショップで購入することが大事とのこと。

ちなみにちなみに、タワーレコードは「CIRCLEチャート」に反映されるそうなのですが、他のチャートには反映されないと言った場合もあるんです。

その場合、CIRCLEチャート以外のチャートを使った音楽番組で1位になってもらうには、タワーレコードで購入しても反映されないということになるのだそう。

なので、チャートに反映されるショップをチェックするというのが大事になってきます。

ちょっと難しい部分もありますが、推しを応援するため、そしてチャートに貢献するため、アルバムなどを購入する際はチャート反映もチェックしてみてくださいね!

まとめ

今回は韓国を代表する音楽ランキング「GAONチャート」について、新たに「CIRCLEチャート」としてスタートすることや、韓国のランキングやチャート文化などをまとめてご紹介しました。

みなさんはどう思いましたか?コメント残してくれるとうれしいです。

この記事を書いた結果!

・GAONが新たにCIRCLEチャートとなった!

・チャートは音楽番組のランキングでとても重要!

・日本でもアルバムなどの購入で反映できる!

・どのチャートに反映するかのチェックも大切!

という結果になりました。

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