みなさん、こんにちは!
今回は、アメリカでBTSが人種差別の標的になった理由とBTSが経験した差別について紹介していきたいと思います!
BTSメンバーがアメリカで人種差別の標的に!?その理由とは?
2年ぶりにオフラインで行われたBTSライブ「BTS PERMISSION TO DANCE ON THE STAGE」は12月3日、大盛況のうちに幕を閉じました。
アメリカのロサンゼルスにあるSoFIスタジアムで行われ、多くの観客を動員したことでも話題になりましたよね。ライブは2021年11月28、29、12月2日、3日の計4日間行われ、最終日の12月3日は日本でもライブストリーミングで視聴ができるようになっており、多くのファンが日本からBTSの活躍を見守っていたことでしょう。
ライブ公演のため11月中旬頃からアメリカに渡り、さまざまなスケジュールをこなしていたBTSですが、実は現地で起こったある出来事により人種差別の標的にされていたのだそうです。
今回、人種差別の標的となったメンバーはテテでした。
アメリカでの番組撮影やライブの準備など忙しいスケジュールの中、11月20日にジョングク、テテ、ジミン、J-HOPEはワンダイレクションのメンバーであるハリースタイルズのコンサートに参加しました。
https://twitter.com/flirtaeguk/status/1461932353022877701?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1461932353022877701%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fwow-parfait.com%2Fbts-harry%2F
ハリーの音楽を聴きながら自由な時間を楽しむ4人でしたが、彼らがいるのはもちろんVIP席!
近くには世界的に有名な歌手のLizzoとSZAの姿があったのです。
— ؘ (@archivelizzo) November 23, 2021
LAST DAY OF VOTING !!! #AMAS’ pic.twitter.com/0II70qwIjG
— SZA (@sza) November 17, 2021
お互いに挨拶を交わすBTSとLizzoとSZA!
世界的に有名なスター達が客席にいることに気づいた観客はBTSとLizzo、SZAの姿を撮影し、SNSに投稿しました。
BTSも公式Twitterに「Lizzoに会った!」という文章と共に写真を投稿していましたよね。
https://twitter.com/BTS_twt_JHOBI/status/1461951571248353285?s=20
実はこれが騒動のきっかけとなるのです。
SNS上にはBTSとLizzoが仲良さそうに写る写真が拡散されましたが、同席していたはずのSZAとBTSの写真は1枚もありませんでした。
それを気にしたzSZAのファンは「どうしてBTSと写真を取らなかったの?」とSZAに質問をしたのです。
するとその質問にSZAはこのように返しました。
「Lizzoは私をBTSに紹介しようとしていたのだと思うけど、彼らは私のことを気にかけてくれなかった!だから写真がないのよ。でもすごくナイスでかわいかった♡」
この言葉により、BTSはLizzoにだけ親切に振る舞い、SZAを無視したとしてSZAのファンから猛反発が起こったのです。
中にはBTSに対して人種差別的な発言をするファンも!
アジアの人々に対する差別用語を使用してBTSを攻撃し始めたのです。しかし、BTSのファンはメンバーを擁護が始まります。
なぜなら会場でファンが撮影した映像の中には、テテとSZAが親しげにハグをしている様子が写されていたからです。
テテはLizooとSZAの2人と分け隔てなく交流し、親切に接していたのにも関わらず、SZAのファンから差別的な批判をされてしまったのです。
テテとSZAのハグ動画が拡散されると多くの人々はBTSを擁護し、「BTSは私を気にかけてくれなかった」と投稿したSZAを批判し始めました。
「どうして嘘をついたのか。BTSはあなたに敬意を表し、ハグまでしていた。」というコメントが多数寄せられるとSZAは投稿を削除しました。
SZAの誤解を招くような投稿で、誹謗中傷に巻き込まれたBTS。大物スター同士でもこのようなトラブルがあるのですね。心ない人種差別的な言葉でメンバー達の心が傷ついていないかを願うばかりです。
過去にも差別を経験したBTS。
今回、ハリー・スタイルズのコンサートでSZAとの騒動に巻き込まれてしまったBTSですが、過去にも差別的な発言を受け、辛い思いをした経験があると明らかにしました。
2021年3月30日、BTSはアジア人に対する人種差別撲滅を訴えるメッセージをTwitter上で公開しました。
#StopAsianHate#StopAAPIHate pic.twitter.com/mOmttkOpOt
— 방탄소년단 (@BTS_twt) March 30, 2021
その投稿に冒頭部分には「愛する人を失った人への深い哀悼の意」を表明しており、3月16日にアメリカで起こった銃乱射事件に言及したと見られています。
この事件は米・ジョージワシントン州アトランタにあるマッサージ店で起こりました。
アトランタ周辺のマッサージ店3箇所で発砲が相次ぎ、計8人が亡くなったのです。そのうちの6人はアジア系アメリカ人の女性だったことからも人種を選んで行われたヘイトクライムだとも言われています。アジア系の人々に対する差別はコロナの流行などによりさらに激しくなり、日本でも道でいきなりアジア人が殴られる映像がニュースで放送されたりもしましたよね。
BTSは投稿の中で「世界で今起きていることはアジア人としての私たちのアイデンティティーと切り離すことはできない。」とし、アジア人に対する暴力を非難し、全ての人種差別に反対すると強く強調しました。
実はBTSも人種差別的な発言や暴言を投げかけられた経験があるのだそうです。
道を歩いているだけで暴言を吐かれたり、外見をバカにされたこともあると話すBTS。ナムジュンはアジア人がなぜ英語を話すのかと言われたことがあるとも明かしました。
以前、チリのお笑い番組ではお笑い芸人の5人がBTSに扮して登場し、人種差別的な発言をしたことでも物議をかもしましたよね。
自己紹介の際に北朝鮮の指導者である金正恩の名前を出したり、新型コロナウイルスのワクチンを使ったギャグでアジア人を卑下する発言をした出演者たち。
この番組を見たファンは「全世界でアジア人が経験している差別的な攻撃を考慮すると、決してユーモアとして見過ごすことはできない」と指摘し、番組と出演者を批判しました。
世界的に有名なアーティストだからこそ、チリの番組でも取り上げられるBTSですが、良いことだけではなく差別的に扱われてしまうこともあるのです。
しかし、多くの海外スターがBTSへ向けた差別発言に対し、批判の声をあげています。以前、ドイツのラジオ司会者がBTSに対し、差別的な発言をした際には「Boy WIth Luv」でBTSとコラボしたホールジーが名指しで司会者を批判しBTSやアジアコミュニティへの謝罪を求めました。
他にもザラ・ラーソン、スティーヴ・アオキ、ラウヴといった有名アーティスト達がBTSを擁護する発言をSNSで公表しています。
最後に
今回はアメリカでBTSが人種差別の標的になった理由とBTSが経験した差別についてを紹介してきました!いかがでしたか??
現在、アジア人差別は世界的な問題となっており、私たちも他人事ではありません。そんな中、BTSはアジア人の代表として差別と戦う覚悟を見せてくれました。とても心強く、誇らしいですね。
みなさんはどう思いましたか?コメントを残してくれると嬉しいです!
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