みなさん、こんにちは!
今回は、Tainee Aに寄せられている批判の声やその原因をご紹介します。
BTSやTXTの新たな弟分「Trainee A」のメンバーが全員公開され、今注目を集めています。
しかし、そんな彼らに一部の韓国ネットユーザーから、「K-POPを名乗るな」と批判の声も上がっているようです。
Tainee Aの全メンバーが公開!国籍に不満の声?
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2022年1月20日にHYBE傘下のレーベル、BIGHIT MUSICからデビューすることが予想される「Tainee A」のメンバーが全員公開されました。
TXTの弟分となるグループですが、日本での活動経験があるJJくんが日本では注目されているようです。
JJくんは日本とアメリカのハーフだそうで、「欧米版ジョングク」なんて呼ばれていますよ。
「Tainee A」というグループ名は「A練習生」という意味があり、正式なグループ名ではありません。
2022年のデビューを目標に頑張っているグループで、多くの音楽ファンが「グループ名にAが入るのではないか」と予想しています。
デビューに関する情報はもまだ詳しくわかっておらず謎に包まれたままですが、事務所の先輩であるBTSやTXTに次ぐマンネグループにファンの期待は最高潮に達しているようです。
そんな大きな注目を集めるTainee Aですが、一部の韓国ネットユーザーの間では批判の声が上がっています。
批判の声が上がる原因となったのは、メンバーが明かされたことで明らかとなったメンバーたちの国籍にありました。
Tainee Aメンバーの国籍を見てみると、
ウチャン:韓国
サンウォン:韓国
ジフン:韓国
リオ:オーストラリア
ジェイムス:香港
JJ:日本
ヨチ:タイ
となっており、グローバルなメンバーで構成されたグループであることがわかります。
海外での活動の際のコミュニケーションに心配がなく、最近のK-POPでよくみられるグループに1人は外国籍のメンバーがいるという構成です。
しかし、韓国ネットユーザーの間では「メンバー7人中4人が外国籍であるグループがK-POPを名乗るのに違和感がある」とメンバーの国籍に関する不満の声が上がっています。
その中でも特に韓国ネットユーザーが目を付けているのが、香港出身メンバーのジェイムスくんです。
「ジェイムスは香港国籍だが、両親がタイと中国籍を持っている」という情報が韓国のオンラインコミュニティや、SNSなどで広まったことが原因でマークされるようになりました。
近ごろ、中国国籍のK-POPアイドルによる韓国人から見た度重なる失言や行動が影響して、韓国国内でグループ全体が批判される事例が増えており、これによって「中国国籍メンバーの抜擢=爆弾を常に抱えている」という認識が一部の韓国ネットユーザーの間に広がっています。
最近では中国国籍のメンバーの活動を中止させ、帰国させるといった事案もありました。
このように中国系の国籍を持つメンバーに対する悪いイメージが、ジェイムスに対するイメージに繋がってしまっているようです。
Tainee A 血統主義で非難殺到?
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韓国ネットユーザーが不満を募らせているのは、中国系の国籍を持つメンバーがいることだけではありません。
「K-POPグループなのに半数が外国籍」という点にも不満を募らせる人が多いようで、「K-POPアイドルを名乗らないで」といった意見も出ているようです。
実はこのような国籍に関する不満は、JYPエンターテインメントが2020年に日本で行った「虹プロジェクト」でも聞こえていました。
当時の韓国ネットでは、「なぜ日本のアイドルを育てる必要があるの?」「K-POP技術の流出ではないか」といった声が上がっており、K-POPのプロデューサーが韓国を見捨てたとまで言われる始末。
しかし、ここで思い出してほしいのが「K-POPの定義」です。
K-POPというのは「国籍」ではなく、「音楽のジャンル」であることを忘れてはいけません。
過去にBTSメンバーのRMが、
「今となってはK-POPの幅はかなり広がっている。K-POPは韓国の歌をうたう韓国人だと考える人もいるかもしれないが、では”ダイナマイト”はどうでしょうか?僕たちは英語で歌を歌っていますが、メンバーは全員韓国人です。大切なのは僕たちが韓国人でポップソングを歌っているということ。K-POPの定義をめぐる議論は音楽業界にとって極めて重要なことですが、メンバーたちにとってはあまり意味のないことだ」
と語っていました。
近ごろよく見られる、グループに1人外国籍のメンバーがいるというメンバー構成が一般的になるにつれて、「K-POPは韓国人のみが歌い、韓国人が踊らなければならない」という時代遅れでひねくれた血統主義が広がり始めています。
K-POPが現在のように世界中に広がったのは海外ファンの力が大きく、K-POPの良さをSNSで共有したり振り付けをコピーして発信したり、K-POPというジャンルを宣伝したのは韓国ファン以上に海外ファンであると言えるでしょう。
もし世界中の人に見てもらえるSNSで海外ファンがK-POPの魅力を発信しなければ、ここまでK-POPが世界中に浸透することはなかったかもしれません。
また、外国籍のメンバーがいるということは世界での活躍を視野に入れたときに、大きな武器になるとも言えます。
今回マークされてしまっているジェイムスは、韓国語のほかに「英語・中国語・タイ語」が話せるマルチリンガルです。
今後、世界での活動を視野に入れたときに活躍してくれるメンバーであることは間違いないでしょう。
このことからもメンバーの国籍を気にするのではなく、その人の頑張りや実力に目を向けてほしいなと思います。
まとめ
今回は、HYBEの新ボーイズグループ「Tainee A」に対する非難の声とその原因の真相をお話ししました。
メンバー7人のうち4人が外国籍で、その中に中国系の国籍を持つメンバーがいるという血統主義による非難の声が集まっているようですが、韓国人だろうと外国籍だろうとアイドルとしてデビューすることを夢見て血のにじむような努力を続けてきたわけですから、そうした努力を認めてあげてほしいですね。
YouTubeチャンネルのコミュニティ欄により良いコンテンツを提供するため、1月27日からしばらくの間チャンネルの再調整を行うことが発表されています。
該当期間のあいだはYouTubeの動画投稿は中断され、Tainee Aが運営するすべてのプラットホームもしばらく休むこととなっており、まだまだ謎のベールに包まれたままの「Tainee A」。
様々な国籍のメンバーが集まったことでどのような活躍を見せてくれるのか、彼らの今後の活躍がとても楽しみですね。
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