みなさん、こんにちは!
今回は、反日精神爆発でメンバー脱退を国民請願する事態にまで発展した件についてご紹介していきます。
リマが韓国で炎上!「戦犯企業創始者のひ孫」って何?
韓国のJYPエンターテインメント所属の日本人ガールズグループNiziU。
虹プロジェクトから誕生したNiziUは正式デビューの前から大きな注目を浴びていました。プレデビュー曲「Make you happy」のミュージックビデオは公開初日で1000万回再生を突破し、その後に発表した「Step and a step」や「Take a picture」もミュージックビデオの再生回数が1億回を突破したりCMソングに起用されたりと順調に活動を続けています。
韓国での新曲の準備やトレーニングも継続して行っており、見るたびに更新されるビジュアルとさらに磨きがかかった歌やダンスでファンを絶え間なく魅了してくれています。そんなNiziUの目標は世界で活躍するグループになること。
これは虹プロジェクトの中でもパク・ジニョンプロデューサーが何度も口にしていた目標ですよね。
日本を拠点に韓国やアメリカなど海外での活動も見据えているNiziU。
日本では抜群の知名度を誇り海外ファンも多い彼女たちですが、実は韓国である論争に巻き込まれたことがありました。
それは「メンバーのリマが戦犯企業創始者のひ孫」だというもの。
韓国でのNiziUの認知度は日本に比べると低いそうですが、NiziUを知っているある韓国人が大統領府の国民請願掲示板に「国内3大エンタメ企業のひとつがK-POPのノウハウを活用して日本人女性で構成されたグループを生み出し、さらにその中には戦犯の直系孫娘が含まれている」という内容の文章を掲載したのです。
具体名は出していないけれど、その該当グループがNiziUということは丸わかり。
さらに請願文で言及されているメンバーがリマちゃんだと判明し、しばらく論争に巻き込まれていました。
リマちゃんのひいおじいさんにあたる横井英樹という人物は、「横井産業の創業者」。幼いころ「貧乏人は文字を覚えなくていい」と言われて育った彼は必死に努力して15歳にして横井商店という繊維を扱う商店の経営を始めました。
そして第二次世界大戦中には、横井産業という会社名で防暑服などの軍需品を生産し納品していたそうです。
これがきっかけで多額の売り上げをあげ会社は大成功。
その後は不動産業界に進出するなどしてさらに資産を増やしていたのですが、このような横井英樹の商売に対して韓国では「戦争成金だ」と批判する声が上がったのです。
実際に横井英樹は不動産業を営んでいたころは色々な問題もあったようですが、日本では戦後を代表する凄腕の実業家としても界隈では有名だそう。
しかし韓国側からしたら軍事品を納品していた人物。たとえ服でも自分たちの先祖を苦しめた戦争に使用されたものを納めていたことに腹を立てることはおかしいことではありません。
ですが、その責任を直接関係していないリマちゃんに問うのはお門違い。
リマちゃんのご両親は、NiziUの正式デビュー前に離婚されて彼女の親権はお母さんが持つことになり、苗字も「横井」からお母さんの旧姓である「中林」に変わっています。
そのため、書類上では横井英樹とのつながりがなくなったとも言えるのです。
だからといって血のつながりが消えるわけではないし、韓国ではリマちゃんのご両親の離婚などについて知っている人も少ないので、これで論争が消え去ったとは言えないかもしれません。
ですが、好きなことに向かって仲間たちと走っている途中で突然論争に巻き込まれたことに関して、リマちゃんの気持ちだけでも少しは救われていたらいいなと思います。
NiziUをプロデュースしているJYPエンターテインメントにも批判の声が届いていたり、大統領府の国民請願にまで文章が投稿されたり、単なるファン同士の意見の違いなどとは次元が違う論争にかなり驚いてしまいますが、横井英樹関連でリマちゃんを批判している人はごく一部です。
実際には韓国でも請願文が出されていたことは全く知れ渡っていないという声もあり、「リマが傷ついていないといいんだけど…」「NiziUが日韓関係を良くするキッカケになるといいな」「過去よりこれからの未来が大事」との声もたくさん。
行き過ぎた反日精神はただの差別だと懸念する声も出ていたり、日本での週刊誌報道の仕方について「完全にNiziUの娘のリマさんをターゲットにしてるのが汚い」とメンタリストのDaiGoさんが自身のSNSに書き込んでいたり、日本ファンの間でも「彼女には何の責任もない」との声がほとんど。
リマちゃんの味方は日本にも韓国にもたくさんいるのです。
少し前に巻き起こった論争なので今は前よりは落ち着いているかもしれませんが、リマちゃん自身も論争やご両親の離婚など精神的に落ち着かない日々が続いたことでしょう。
抜群のビジュアルと高い実力を誇るラップが魅力的なリマちゃんは、ガールクラッシュなクール美人の印象を持たれがちですが、実は誰よりも甘えん坊で一人で考え込むこともあるのだそう。虹プロ時は特に気持ち的につらいことも多かったようで、「かなりの人見知りで韓国合宿が始まってから、みんなが自分のことをどう思っているのか心配で1人で泣いていた」と明かしたこともあるのです。
それほど繊細な心を持つリマ。2004年生まれの彼女は自分が生まれる何十年も前のことが原因で母国じゃない場所で論争が巻き起こったなんて、そのことでやっと掴んだ夢を奪われそうになるなんて、本人の気持ちを考えるとどれだけ不安で心配だったろうか…と心が痛くなります。
メンバー思いのリマのことだから、きっと自分のせいで良くないことで目立ってしまったという罪悪感もあったかもしれません。
虹プロ中も自分がどう思われているか不安で泣いてしまうほど実はか弱いリマなので、今回のことで1人傷ついて涙を流していたのかな?と思うとファンの心も辛いものですよね。
日本人の中でも韓国が好きな人がいる反面きらいな人もいる、反対に韓国人の中でも日本が嫌いな人がいる反面すきな人もいます。
当たり前のことですが、何を好きになるか何を応援するかは個人の自由です。
個人の意見や思いを否定するつもりは全くありませんが、ごく一部だけを見てその国自体を遠ざけてしまうのは何だかもったいないことだなぁと思いました。
それぞれの思いや意見があって当然ですが、せっかく夢を叶えて仲間たちと一つの目標に向かって頑張っているリマをまるで当事者のように批判してしまうのは寂しいこと。
今回の論争はファンの中で解決できることではなく政治的な問題や歴史が背景にあり簡単にはどうこう言える問題じゃありませんので、あくまでも私個人の意見を含めて軽くご紹介させていただきました。
何はともあれ、これからもリマがやっと見つけた「自分らしさ」を脅かされることなく全力で才能を発揮し、日々の努力が実を結ぶ結果が彼女にたくさん訪れますよう祈っています!
最後に
いかがでしたか?
今回は、反日精神爆発でメンバー脱退を国民請願する事態にまで発展した件についてご紹介しました!
みなさんはどう思いましたか?
コメントに残してくれると嬉しいです!
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