みなさん、こんにちは!
今回は話題の渦中にある「HYBE」について、金融監督当局がHYBEを「上場過程で資本市場法違反」で調査していることや、NewJeans専属契約解除などをまとめてご紹介していきたいと思います!
目次
金融監督当局、HYBE調査「上場過程で資本市場法違反」疑惑
HYBEの上場について、韓国の金融監督当局が調査していることが注目を集めています。
HYBE(旧ビッグヒット・エンターテインメント)は2020年に上場。
その過程で、私募ファンドと結んだ契約について、金融監督院が「資本市場法違反」の可能性がなかったか調査しているとのこと。
パン議長は上場当時、HYBEの持分を保有する私募ファンドとIPO関連で契約を結んだ後、彼らから投資差益の一部を受け取る契約も結んだといいます。
この契約は当時、投資家に公開されず、最近になって知られることに。
ファンドは上場初日から保有株を大量売却し、パン議長はファンドから売却益の一部として約4000億ウォンを受け取ったとみられています。
HYBEの最大株主である議長はIPO当時、規定により、保有株の売買ができませんでした。
金融監督院は、このような契約が正当なのか、証券申告書にこのような内容を記載しなかったことに法的責任があるのかなどを調べているとのこと。
金融監督院の関係者は、私募ファンドと結んだ契約について「珍しいこと」として「先例などを見て法的責任はないか、株主間に利益を分けることにしたのが投資家にどれほど大きな影響を及ぼすかなどを検討する」とコメント。
また「株主間契約を公開しないことが投資家保護次元で適切なのかを調べる」「HYBEが私募ファンドに先立って持分を保有していた株主には『上場計画がない』と言ったと知られているが、事実ならばどんな意図があったのかも見る」とのことです。
当局の動きについて、HYBEは「上場準備過程で上場主管社らに該当株主間契約を提供した経緯があり、上場主管社らもまた上場関連法令により該当株主間契約を検討した」「これと関連して上場過程で当社が関連法令に違反した事項はないと判断している」と主張しているようです。
HYBEといえば、NewJeansが11月28日に緊急記者会見を実施し、「ADORとの契約を解除する」と宣言したことも大きな話題となりましたね。
一夜明けた29日に発表した声明で、「マネイジメント義務を怠ったため、仮処分申請をする必要もなく、私たちは自由に活動できる」との立場を伝えました。
こういった事態で「仮処分」申請しないことは、異例のことで、法律の専門家の間で注目されています。
イ・ヒョンゴン弁護士は「記者会見で最も目立つ部分は今日午前0時を基準に契約は解約するものの訴訟はしないという部分」「一般的に芸能人が専属契約解約を希望する場合、仮処分申請をすることが慣行だった」「だが仮処分訴訟を進行すれば裁判所の結論が出てくるまで活動が制限される問題があった」とコメント。
続けて「前例のない方法だ。仮処分訴訟をすれば結論が出るまで動くことができない。しかし、訴訟を起こさずに出て行く。こうなれば、AdorでNewJeansを相手に訴訟を起こさなければならない」「これは非常に賢い戦略」と分析しているとのこと。
HYBE側が取りうる対応として、活動禁止仮処分申請ちうものがあります。
ただ、これに乗り出すと、かえって信頼関係が破綻したという主張に説得力を与える恐れがあるのだとか。
チョン・ソンホ弁護士は「NewJeansが何の法律的諮問もなく記者会見をすることはなかっただろう」「もしAdorが活動禁止仮処分などをかけてくれば会社から被害を受けたという主張をより一層強調するものと見られる」と説明。
そして、HYBEは「損害賠償請求訴訟」を提起することもできるとの見方も。
ノ・ジョンオン弁護士は「帰責事由により違約金の金額が変わる。HYBEの帰責がたとえ0に出ても、金額があまりにも大きい場合、裁判所が裁量減軽をすることになる」と説明。
また、別の弁護士も「違約金を請求するとしても全て受け取ることができるわけではない。むしろNewJeans側で(自分たちが被害を受けたとして)違約金を請求する反訴をすることもありうる」「今回の事件のように双方の意見が尖鋭に分かれる場合、確定判決まで少なくとも3年から長く5年以上続くことができる」と話しているようです。
5月、ミン・ヒジン氏が申請した仮処分について、裁判所が認容の判断を下しました。
その際、「ADORとNewJeans従業員の間に締結された専属契約は、NewJeansの芸能活動を侵害したり妨害する場合、Adorが必要な措置を取る義務を規定している」「Adorが上記義務を違反する場合、NewJeansは専属契約を解除することもありうる」とされています。
ADORがきちんと所属事務所としての責務を果たしていたかが、法律上の大きなポイントとなりそうですね。
メンバー側は是正すべき事項をADORに突きつた結果、「是正要求期間の14日が過ぎたが、Adorは是正を拒否し、是正を要求したいかなる事項も解決されなかった」と主張。
また、「AdorとHYBEが契約を違反したために解約すること」「契約解約後にも活動には障害がないだろう」「私たちは契約に違反していない。違約金を払う理由が全くない」と、責務をを果たしていないのは事務所の方とする立場を表明しました。
ミン・ヒジン HYBE退社後初公の場「デビューに自信あった」
NewJeansの生みの親であるミン・ヒジン氏が6日、ソウルで行われた「ハンファ損害保険xFolinトークショー」に出席。
HYBE傘下レーベルADOR取締役からの辞任宣言後、公の場に姿を見せるのは初めてのこととなりました。
自身の状況と関連して、ミン前代表は「思いもよらない嘘が上がってきて釈明すれば釈明しても上がってきて、あるいは否定しても上がってくる」「皆さんより今辛いと自信がある」、「最初の記者会見で人々は信じたいことを信じると言ったが、誰の話が本当なのか時間が経てば知ることになる」と発言。
続けて「そうなるまでの時間をつぶすことは難しい。個人的に訴訟が早く終わってほしいが、自分の思い通りに進まない。死ぬほど苦しいが、受け入れるよう訓練をしなければならない」「それでも本質を引き続き思い浮かべるほかはない。「私がなぜこの戦いを始めたのか」ずっと反芻し、私が未来にしなければならないことを考えながらずっと今の時間を固めること」と話しました。
同日のテーマは、「ジャンルになった女たち」。
集まった聴衆には、「皆さんの日常で苦しさ、苦難、仕事の大変さなどにあまり挫折せず、最大限自足した状態で幸せを探す方法を磨き、勉強するのが生産的」「世の中には悪い人も多いが、良い人も多い」とアドバイスしていたようです。
さらに「所信を持って生きるのは容易ではない、攻撃を多く受ける」「ない言葉でも作って攻撃を受けるが『これは嘘です』と毎日話すことはできない」「悔しさも背負って生きることであり、結果と行動、本当の姿で証明するほかはない」「言葉だけだと、言葉は水の泡になる、結局結果として見せなければならない」ともコメントしていたそう。
自身が手掛けたNewJeansについて、ミン前代表は「デビューの時に自信があった。『これは強くない』、『外部ファンが好きじゃない』とか色々言われた」と話しています。
続けて、「しかし私は市場性を土台に考えたのだ」「なぜ自信があったかというと良いものはいつも良いから」として、「私が良いと思うこと、よく作られた音楽、考えが違う企画など(よく作ったものは)皆良いと考えているようだ」と明かしていたようです。
ADORと契約解除のNewJeans…ADORは反論声明を発表
「ADORとの契約を解除する」と宣言したNewJeans。
これに対しADORが、「専属契約の有効性を確認するため」訴訟を提起するとの声明を発表すると、反論声明を発表しました。
メンバーたち側はその中で「表では対話と和解を試みると発表しながらも、裏では私たちを尾行して陰湿に攻撃し虚偽事実を流布する」「マネージャーさんたちとパフォーマンスディレクターさんたちが、AdorとHYBEからノートパソコンを奪われ、予告なしに押しかけて調査を受けるなど、深刻ないじめにあって泣いている姿も目撃しました」と伝えていました。
これに関連して、韓国メディアはADORのある関係者から、情報提供を受けたとのこと。
同人物は「ADOR側がマネージャーたちに個人携帯電話とノートパソコンを要求し、さらには家に帰れないよう強制的に事務室に3時間以上捕まえておいた」と言った趣旨の発言をしたといいます。
これについて、ADORは「いかなる強圧行為もなかった」との立場を示しています。
NewJeansの”一方的な”「専属契約解除」宣言に対して、韓国マネイジメント連合が反対の立場を表明。
そして6日には、別の業界団体も同様の立場を示しているようです。
韓国芸能製作者協会は、「最近、NewJeansと所属事務所間で浮き彫りになった専属契約解約論難は、韓国大衆文化芸術産業全体に深い衝撃を与えている」「K-POPの根幹を揺らしている。韓国芸能製作者協会はこれをこれ以上黙過できないという気持ちで強く立場を明らかにします」とし、以下のような声明を発表しました。
「専属契約は単なる契約ではなく、相互信頼と約束の結実です。一方的な主張だけで専属契約を解除できるという発想に大きな憂慮を表します」「所属事務所とアーティストの間に締結した契約事項を外れた一部無理な是正要求と契約解除の手続きを破って記者会見を行い、一方的な専属契約解約を通知したことは、責任ある契約の当事者として非常に無責任な行動だ」
「NewJeansが専属契約満了前にアーティストを誘引する『タンパリング』疑惑に関与したという点はさらに大きな憂慮を生みます」
「現在、NewJeansは専属契約の途中、所属会社の内部人材が第3者と積極的に結託して契約解除を誘導したという疑いを受けています。もしこのような疑惑が事実ならば、これは高度に発展した新種のタンパリングに該当する素地がある」
「タンパリングはエンターテインメント産業の信頼を根こそぎ崩す致命的な行為です。これは単純な契約違反の局面ではなく、所属事務所とアーティストが長い間一緒に積み上げてきた協力関係を裏切る行動です」
「早い成功を収めた3年目のグループNewJeansの一方的な解除宣言は、韓国大衆文化芸術産業の持続可能性を脅かす非常に危険な先例を残す恐れがあります」
「アーティストの育成は単なるビジネス関係を越え、相互信頼と献身の産物だと言えるでしょう。しかしデビュー時から大きな成功を収め、一躍グローバルアーティストになったNewJeansが契約期間の半分にも満たない時点で、リスク負担を甘受しようとした点、そしてこれと関連したタンパリング疑惑は所属事務所とアーティスト間の関係を崩し、産業全般に対する信頼度を大きく下落させ、投資を大きく萎縮させる結果を作っています」。
「NewJeansが一日も早く無理強い主張を撤回し、初心に戻って正常な活動を継続することを要請します」。
依然、NewJeansの周りでは様々なことが起き続け、平穏な日々までにはまだ時間がかかりそうです。
そんな渦中でありながらも、笑顔で活動し続けてくれているNewJeans。
日本での活動も楽しそうにしてくれてファンとしては嬉しいですが、そんな活動を応援しながら、メンバーたちの心のケアがしっかりされていることをただただ願いたいですね。
まとめ
今回は話題の渦中にある「HYBE」について、金融監督当局がHYBEを「上場過程で資本市場法違反」で調査していることや、NewJeans専属契約解除などをまとめてご紹介しました。
みなさんはどう思いましたか?コメント残してくれるとうれしいです。
この記事を書いた結果!
・HYBEが資本市場法違反で調査されている!
・NewJeansがADORとの専属契約を解除した!
・双方の意見は食い違ったまま!
・現在NewJeansは日本活動を精力的におこなっている!
という結果になりました。
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