【K-POP男性兵役ドル】BTSだけじゃない!「同伴優待」「ウルチ演習」とは?

みなさん、こんにちは!

今回はBTSで注目を集めている「同伴入隊」「ウルチ演習」について、日本のファンが気になる兵役用語の意味や、K-POP男性ドルのファンが知っておきたいポイントなどをまとめてご紹介していきたいと思います!

BTSだけじゃない!「同伴優待」「ウルチ演習」とは?

メンバーたちの兵役事情によって一時期グループ活動を控えざるを得ない状況となっている「BTS(防弾少年団)」ですが、その人気と話題性は健在。

兵役を感じさせないため、事前に用意したコンテンツを公開してくれるなど、入隊中でありながら随時ファンを喜ばせていますよね!

それに加え、兵役中の近況もちょくちょく伝えられたりしながら、ファンが寂しさを感じる隙間を与えないというのが特徴的です。

そんなBTSのメンバーたちが入隊したその”兵役”というものですが、実際にはどのようなものかということはざっくりとしか分かっていないファンも少なくはないでしょう。

今回は、メンバーたちがファンのことを考えながらどのような選択をしたか、そんなことが分かる兵役の用語をご紹介したいと思います!

동반입대(同伴入隊)

8月29日に公開されたディズニープラスオリジナルシリーズ『これでいいの?』では、「동반입대(同伴入隊)」に触れるジミンとジョングクの姿が描かれています。

メンバーの中で一番最初に入隊したジンの助言を引用したジョングクが、「同伴入隊したら10年来の親友も喧嘩するらしいよ」と語ると、ジミンが「僕は正直言って喧嘩の心配はなく本当に心強いと思う」と、メンバー同士の固い絆を再確認。

この会話で登場する「同伴入隊」とは、文字通りの意味で「兵役対象者が一緒に入隊する」という意味の漢字語です。

最近、兵役を控える男性アイドルとファンの間では注目キーワードとして浮上中なのだそうですね!

BTSでは、V&RMが2023年12月11日に同伴入隊し、ジョングク&ジミンは2023年12月12日に”同伴入隊”しています。

韓国兵営事情とは縁遠い日本のファンにとっては、意味は何となく分かるけれど、条件など詳細は不明・・・という方も少なくはないと思います。

韓国の兵務庁の資料によると、以下の条件を満たしていれば同伴入隊の志願資格を持てるとのこと。

・志願年度基準18歳以上28歳以下の現役兵対象者

・友人、家族、親せきなど2名まで

志願年度基準29歳以上になると対象外となってしまい、1人でも欠格事由があれば一緒に志願した人も除外されるということですね。

近年、早期入隊などを目的に、まったく縁故の無い人と同伴入隊を志願するケースが増えているようで、発覚した場合は資格を剥奪されるのだとか。

志願者が多い時には、欠格事由がなくても抽選で落ちる場合があるようで、そのため近年”入隊浪人”という新語まで誕生しているようです。

人気アイドルの場合、年齢的に“浪人”まで甘受して挑む余裕がないことから、一発で合格することは不可欠かもしれませんね。

同伴入隊の良いところとして、やはり”空白期を最小化できる”といったポイントがありますよね!

ボーイズグループで活動しているアイドルたちは、入隊によりメンバーが欠けるということになり、最後に入隊したメンバーが除隊するまで”完全体”での活動ができなくなります。

その一方で、メンバー全員がまとめて入隊したり、一部のメンバーが同伴入隊すれば、メンバーの空白期やグループの完全体ではない期間をグッと縮めることができるんですよね。

BTSも、マンネラインの入隊当時、年齢的にはまだ軍入隊を延期できると言われていたようなのですが、兵役期間の空白期を最小化するため”同伴入隊”となったようです。

空白期間が最小化できるとなれば、その時間を少し耐えるだけで完全体になるのだと思うと良い考えだな~という気もしますよね!

一緒に行ったほうが早く活動再開できるというのは、K-POP男性アイドルを応援しているファンにとって非常にありがたいことだと思われます!

을지연습(ウルチ演習)

8月に行われた韓国軍民官合同演習『2024ウルチ演習』が、BTSのファンの間で話題となっています。

というのも、なんと兵務中のメンバーであるVが、この”ウルチ演習”に参加していたことが明らかになったのです。

8月26日、韓国統一部が公開したYouTube動画には、訓練中のVが逞しい姿でカメラを凝視する姿が映し出されました。

韓国ファンからは「カッコいい!」「顔が隠れているのにハッキリ分かる」「しっかり任務を果たしているようで嬉しい」「世の若者は見習うべき」など、熱い反響が寄せられているそう。

Vが参加したことで注目を浴びるようになったのは、「ウルチ演習」。

”ウルチ”という名称は、約1400年前の613年に、中国大陸の隋王朝との戦争で高句麗軍を勝利に導いた将軍「ウルチムンドク(乙支文徳)」の名前が由来とのこと。

毎年8月に行われるこのウルチ演習は、有事の際、軍と官の対応を点検する目的があるそうです。

在韓アメリカ軍との連携なども行われるため、韓国政府としては一大イベントといっても過言ではないのだとか・・・!

演習の準備期間中は、休暇と外出が厳格に制限されるため、兵士は肉体的にも精神的にも大変な時期を強いられると言われています。

演習が終了しても、成果を厳しく評価され、欠点補完に余念のない時間を過ごすと言われているようです。

この事情を知る韓国ファンからすれば、Vに対して称賛の嵐が巻き起こっていることも大納得という感じですね!

K-POP男性ドルのファンなら知っておきたい!兵役事情

K-POPファンや韓国カルチャーが好きな方たちにとって、推しのアーティストと少しのあいだ会えなくなってしまう制度、「徴兵制度(兵役入隊)」。

推しが徴兵制度で兵役入隊すると、約2年間というしばしの期間、軍服務を全うすることとなります。

ファンたちはその期間中、推しの安全や健康を祈りながら、除隊の日を首を長くして待ち続けるんですよね。

ただ最近では、推しが兵役(入隊)期間中であってもSNSを通じてファンとコミュニケーションをとったり、入隊前に予め用意しておいた自主コンテンツなどでずっとファンを楽しませてくれたりすることも。

公式SNSから事務所が近況ショットなどを上げてくれることなどもあり、入隊中でも空白を感じさせないアイドルがとっても多いんですよね!

それでも、推しの入隊というのは、やはりいつになっても寂しいものではあります。

数年前までなら、芸能活動などやむを得ない事情などがある場合は、兵役入隊時期を30歳まで延期できたのだそう。

しかし、2018年10月からは28歳以上の兵役延期に制限がかかるようになってしまったのだとか。

さらに韓国では、兵役前の25歳以上の男性の出国に制限がかかるようになったため、国外での活動にも支障をきたすと指摘されることもしばしば。

1回の海外渡航につき6カ月以内、2年の範囲内で原則5回まで海外渡航の許可を得ることができるというこのシステム。

しかしライブやイベントのため頻繁に海外を行き来するK-POPアイドル・・・。

とくに世界各国で人気のあるアイドルにとって、入隊前のこの規制というのはかなり厳しいものとなっていると言われていますよね。

人気K-POPアイドルにとって、入隊についてはさまざまな不安があると思いますし、空白期というものに対する恐怖などももちろんあることでしょう。

これは”国を守る務め”として決まっているという、韓国男児にしかわからない心境なのでしょうね。

ちなみに、兵役の種類の中には、BTSのSUGAも就いている「社会服務要員」というものがあります。

社会服務要員

SUGAが所属している「社会服務要員」ですが、よく聞くこのシステムって一体どのようなものなのでしょうか?

SUGAが割り当てられたという「社会服務要員」とは、兵役判定検査で「4級(補充役)」の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度のこと。

区役所や福祉施設などに所属し、自宅から配属先まで通うことになる兵役制度のことなのだそうです。

韓国男性は「兵役判定検査」というものを受けるのですが、そこで兵役等級(1級~7級)が決定されるのだとか。

この兵役等級を具体的に見ると、「1級から3級までが現役兵」「4級が補充役」「5級が第二国民役」「6級は兵役免除」「7級は兵役判定検査の再診」となるとのこと。

報道されていた情報によると、SUGAは兵役判定検査で「4級」となったことから社会服務要員となるわけですね。

その4級という判定を受ける一般的な理由は、持病や身体の故障がほとんどだそうです。

SUGAの場合、2020年11月に左肩を手術したことが知られていますよね。

2012年にSUGAは交通事故に遭い、肩を負傷。

その後、その後遺症に苦しみ、2020年11月に破裂した関節唇を縫合する手術を受けました。

所属事務所は当時「過去8年間持続的に問題になった肩の手術は成功裏に終わり、絶対的な回復時間が必要だという専門医の所見により、シュガは十分な安静と休息を取っている」と説明。

BTSでも大部分の活動を中断していたことがあるため、その影響で4級判定が出たと見られます。

公的機関で勤務する社会服務要員は、現役兵に比べて過酷な兵役とはいえないものの、それでも4週間の新兵訓練を受ける必要はあります(現役兵は5週間)。

徴兵検査で4級の判定を受けた者は、「補充役」として社会服務要員となるそう。

もしも戦争になったときに兵力の補充として扱われる人を「社会服務要員」というのだそうで、兵役の際には役所や福祉施設などで公務員のように勤務することになるようです。

社会服務要員は家から通いで行けるものなので、これは”公務員のようなもの”と考えていいかもしれません。

現役入隊ではないため怪我することなどもほとんどないと思われるので、そこは安心してよいかもですね!

予定とされている除隊日は、V&RMの除隊予定日が「2025年6月10日」、ジミン&ジョングクの除隊予定日が「2025年6月11日」となっています。

SUGAは入隊日が「2023年9月22日」だったので、除隊予定日は「2025年5月21日」。

J-HOPEは入隊日が「2023年4月18日」だったので、除隊予定日は「2024年10月17日」ですね!

BTSの所属事務所は、「2025年あたりにBTS7人でのグループ活動を再開させたい」と公式発表しています。

メンバーたちの入隊を近付けて空白期間を最小化するという考えは、ファンとして本当にありがたくて嬉しいこと。

BTSのメンバーたちは、入隊中でありながらも空白期を感じさせないほど高い人気を保っているところがすごいです・・・!

空白期でも、ファンに少しでも顔を見せてくれたり近況を知らせてくれたり、そういったファンへの気遣いやサービス精神なども空白を感じさせない理由となっている気がします。

除隊までまだまだなメンバーもいますが、入隊中のメンバーたちの安全と健康を願いながら除隊の日を楽しみに待っていたいですね!

まとめ

今回はBTSで注目を集めている「同伴入隊」「ウルチ演習」について、日本のファンが気になる兵役用語の意味や、K-POP男性ドルのファンが知っておきたいポイントなどをまとめてご紹介しました。

みなさんはどう思いましたか?コメント残してくれるとうれしいです。

この記事を書いた結果!

・同伴入隊は一緒に入隊すること!

・ウルチ演習は有事の際の軍と官の対応を点検する目的!

・社会服務要員という制度もある!

・BTSは入隊中も空白期を感じさせない!

という結果になりました。

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