みなさん、こんにちは!
今回はファンの間でも不満が勃発しているTWICEのパート割についてご紹介します。
TWICE、パート割で不満勃発?!
2015年のデビュー以来常にヒットを出し続け、Kpopガールズグループの頂点とも言えるTWICE。厳しいオーデション出身なだけあって、その高いスキルも人気の理由です。
そしてアイドルグループと言えば、歌が得意なメンバー、ダンスが得意なメンバー、ビジュアルが強みのメンバー、バラエティーに強いメンバー等バランスよく構成されており、TWICEも例外ではありません。
ところが、TWICEファンの間では、あまりにも歌のパート割が不平等すぎると不満が出ています。
例えば、2020年にリリースした『I Can’t Stop Me』についてとあるYoutubeチャンネルがそのパート割を調べたところ、ナヨンとジヒョが群を抜いてパートが多く、ナヨンは1番少ないモモの約7倍、ジヒョは約4倍の長さを歌っていることがわかりました。
他のメンバーについては曲によってバラつきがありますが、いずれもナヨンとジヒョのパートが圧倒的に多く、少ないメンバーの数倍になっているようです。
また歌番組に出演した際には、ただでさえナヨンとジヒョはパートが多いにも関わらず、比較的パートが少ない日本人メンバーの歌唱部分でもカメラに抜かれる場面があったりと、その不平等さが不満を生んでいます。
ネットでは不満の声を上げる人たちがいる一方で、「歌唱力順に並べたら妥当なのではないか?」という意見も出ています。
実際、以前『MORE&MORE』が音楽番組で1位を獲得した際のアンコールステージで見せた、TWICEの生歌がひどすぎると非難を浴びたことがあります。
韓国の番組側も口パクでのパフォーマンスを禁止している場合も多いため、基本的には常に生歌が求められています。
ですが、生歌の上から音源を被せているため、生歌と音源とどちらがテレビで流れているかはその人の声量によります。
一方アンコールステージでは被せなしの完全生歌となるため、普段被せに頼ってしまっている人にとっては厳しい状況となります。
『MORE&MORE』での生歌唱で1番バッシングを受けていたのは、他でもないモモでした。
ですがモモはオーデションの時からダンスの実力が注目されており、メインダンサーとしてメンバー入りしています。本人も歌は苦手だという自覚があるようなので、仕方がないかなと思います。
TWICEはとてもキャッチ―で中毒性のある楽曲が特徴的ですが、その楽曲制作の裏には、ブラックアイドルスピンという敏腕プロデューシングチームがついています。彼らは『LIKEY』『CHEER UP』『TT』『FANCY』などの作詞作曲に携わっており、韓国では歌謡界の“ヒット曲製造機”とも呼ばれています。
そんなブラックアイドルスピンのメンバー、Radoがタレントのキム・グラのYoutubeチャンネルでTWICEのパート割について言及していました。
キム・グラが、TWICEのパート割についてファンからの不満が勃発していることに触れ、どのような基準で決めているのかを尋ねると、Radoは「パート割は私が判断しています。」とした上で、「個人的な感情で振り分けているのではなく、クオリティーのためです。歌が上手なメンバーがパートを多く持った方がいいと思うのは当然のことです。」と答えました。
そして「TWICEのリードボーカルとメインボーカルはナヨンとジヒョです。ナヨンの声は爽やかで、ジヒョは声が濃厚。歌の始まり、サビ、最後の部分は重要であるため、歌唱力のあるメンバーが歌ってこそ上手なグループに見えます。そのためナヨンをセンターに立てることが多いのです」とその事情を説明しています。
確かに、TWICEのメインボーカルはジヒョ、リードボーカルはナヨンとジョンヨンなので、このメンバーのパートが他のメンバーよりも多いのは役割分担としては正しいということですよね。
ただジョンヨンとナヨンを比較すると圧倒的にナヨンのパートが多いためジョンヨンのファンは不満を抱くかと思います。ですがジョンヨンの歌声はクールな雰囲気を持っているため、アクセントとして目立つ部分が多い印象です。
また、この対談の中でRadoは韓国で大ブームともなった『CHEER UP』のサナパート「シャシャシャ」についての裏話も話しています。
https://www.instagram.com/p/BrhnuajHKrJ/
レコーディング当初、このパートは実はダヒョンが担当するはずだったそうですが、ダヒョンの喉の調子が悪かったため、ダヒョン本人の推薦もあってサナが担当することになったんだそうです。
まさかあんなに話題になるとは思っていなかったそうで、ダヒョンは悔しい思いをしたかもしれません。
それもあって、『TT』の「ノムヘ ノムヘ」をダヒョンのパートとしたそうです。
最初はこちらもサナが担当する予定だったそうですが、サナにばかり注目が集まってしまうことを避けるために、ダヒョンパートに変更となったとのこと。ちゃんと「ファンの視線も考えた」とRadoは説明しています。
プロデューシングチームは、メンバー全員の歌唱を聞いて、個人個人の歌唱力や声量、キャラクターも考慮しながらその楽曲を1番魅力的に表現できるパート割を考えているとのことでした。
確かに、『I Can’t Stop Me』ではモモに次いでパートの少なかったミナも、『YES or YES』ではナヨン、ジヒョに次いで3番目に多いパート割となっています。
歌唱力と声量が安定しているジヒョとナヨンがメインとなって支えていることは確かですが、その曲の雰囲気に合わせてパート割を工夫していることが伝わってきますよね。
また、基本的にパートの少ないモモですが、間奏などダンスがメインとなる部分では必ずセンターで踊っていますし、本人の得意分野でしっかり見せ場をもらっていると思います。苦手なことを無理やりやらされるよりも、得意なところを活かしてもらった方が本人も負担が少ないのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたか?
今回は、ファンの間で不満が勃発しているTWICEのパート割についてご紹介しました。
皆さんはどう思いましたか?コメントを残してもらえると嬉しいです。
最近のコメント