みなさん、こんにちは!
今回は、BTSがホワイトハウスでバイデン大統領と会談!その理由とメンバーの想いについて紹介していきたいと思います!
【BTS】バイデン大統領と会談!アジアの差別問題!
It was great to meet with you this week at the White House, @bts_bighit. The rise in anti-Asian hate crimes requires all of us to stand up, speak out, and give hate no safe harbor. Thanks for all you’re doing. It matters. pic.twitter.com/R1YpKnO9zA
— President Biden (@POTUS) June 4, 2022
2022年5月31日、BTSはアメリカのホワイトハウスを訪れ、バイデン大統領と会談を行いました。今回のBTSの訪問日はアジア系アメリカ人のルーツを学ぶ、「アジア系アメリカ人・ハワイ原住民・太平洋諸島民(AANHPI)の文化遺産継承月間」の最終日に当たります。BTSは以前からアーティストとしての活動の他にも、社会問題を世界に訴える活動家として様々な場所で活躍を見せていました。
今回のBTSの訪問は異例の出来事ですが、BTSの影響力を期待したホワイトハウスが文化遺産継承月間の締めくくりとして、彼らを招待したと考えられています。
この日、BTSはバイデン大統領との会談前に、約100人の記者の前で訪問の目的やホワイトハウスを訪れた感想などについて、英語と韓国語で語りました。
RMは「ホワイトハウスに招待していただき、反アジア人ヘイトクライムやアジア人の多様性という重要な問題について大統領とお話しすることができ、大変光栄に思っています。」と流暢な英語で挨拶をします。他のメンバーもアジア人に対するヘイトクライムに心を痛めていることや、少しでも自分達が社会の力になりたいと語りました。BTSは韓国出身のアーティストですが、今までに世界の様々な国でコンサートやファンとの交流を行なってきました。メンバー達は言葉や文化の壁を超えて世界の人々に音楽を届けてきた中で、多様性の力を身近に実感していたと言います。1人ひとりの違いが差別やヘイトを生むのではなく、逆に人々を結びつけるというポジティブな事例が増えることを願い、BTSは今回ホワイトハウスを訪れたようです。
メンバーは大統領のいるホワイトハウスの一室に招待されると、少し緊張をしているような表情を見せました。
そんなBTSに対し、バイデン大統領は「自宅のようにくつろいでもらいたい」とパソコンからButterを流し、優しく声をかけました。
大統領の計らいにBTSも自然に笑顔が溢れます。
大統領は自身が公の場に立ち、政治に関わり始めた時期の話を始めました。バイデン大統領は公民権運動の頃から人々の前に立ち、社会に問題を訴えかけていたそうです。そんな中でも、やはり人々の心を大きく動かす存在として欠かせないのは有名人の活躍だったといいます。
アジア人アーティストとして大きな影響力を持つBTSだからこそ、BTSが社会に問題提起をすることによって、人々の心に変化が生まれ、社会も良い方向に変わっていく可能性が高まるとバイデン大統領は強くBTSに語りかけました。
BTSは海外でアジア系の人々がヘイトを理由に被害に遭う事件が起こるたびに、SNSで声明を出しており、この行動は世界中のマスコミに注目されています。2021年3月16日、南部ジョージア州アトランタのマッサージスパで銃撃事件が起こりました。
事件後、亡くなった被害者8人のうち、6人がアジア系の女性だったことが明らかになり、アジア系の人々を狙った憎悪犯罪ではないのかと批判の声が高まりを見せたのです。
この時にBTSもSNSで自身の差別的な扱いを受けた経験を語り、人種差別に反対する声明を出しています。
RMは今回のバイデン大統領の話に対し、「声を上げることは自分達の使命であり、これからも声を上げていきたい」と答えています。さらにRMは、大統領にまでBTSの活動を認識してもらえたことに対し、今までの時間や努力が報われたと心から感じたそうです。そして、アジアヘイトについてアメリカ政府が解決策を見出そうと努力をしていることについて感謝の気持ちを表しました。
謙虚に語るBTSに対し、バイデン大統領は活動に自信を持ってこれからも人々にメッセージを届けるように訴えかけます。「分かってるとは思いますが、BTSの活動や影響力をあなた達自身で過小評価しないでください。素晴らしい才能だけではなく、BTSのメンバーが話すメッセージこそ重要です。」そしてバイデン大統領は最後にBTSに対し感謝の気持ちを伝え、会談は終了しました。さらにハリス副大統領も「BTSが声を上げることで、多くの人々が孤独ではないことに気づける。」とBTSの活動に対して背中を押します。
ハリス副大統領はジャマイカ出身の父親とインド出身の母親から生まれ、アフリカと南アジアにルーツを持っています。アメリカ初の女性副大統領でありながら、海外にもルーツを持つ彼女は世間からの差別的な声を沢山浴びながら、政治家としての活動を続けてきました。だからこそ、BTSのこれからの活躍に期待を強く寄せ、彼らを勇気づけるような優しい言葉をかけたに違いありません。そんなハリス副大統領の言葉にRMは「私たちはこれまでに多くの人からもらった愛を返して、副大統領がおっしゃっていたように自分達の声を良い方向に使っていきたい。それが私たちの望みです。」と答えています。
BTSのホワイトハウス訪問の様子はBTSの公式アカウントをはじめ、ホワイトハウスやバイデン大統領の公式アカウントにも投稿されました。さらに会談4日後には大統領アカウントにて、約5分間の動画も公開され、大きな反響を巻き起こしています。
今回、BTSは世界のアジア人ヘイトの根絶を目指すために、バイデン大統領と会談という大仕事を果たしました。そんなBTSにはポジティブな意見の一方で、一部のファンからは心配の声も上がっているそうです。
なぜならBTSは6月10日にカムバックし、カムバック期間直前のアーティストは楽曲の練習などでとても忙しい日々を過ごします。
ただでさえ多忙なBTSがカムバックを控えているというにも関わらず、アメリカに行かせるのはBTSの体調が心配になってしまいますよね。
このため、事務所に対するファンからの批判的な声がSNS上ではちらほら巻き起こっていました。しかし、BTSは自分のやるべき仕事として、忙しいながらもホワイトハウスに行くことを決めていたに違いありません。BTSはこれからも世界のために、活動を続けていくことでしょう。
最後に
今回は、BTSがホワイトハウスでバイデン大統領と会談!その理由とメンバーの想いについて紹介してきました!
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