みなさん、こんにちは!
今回は、BTSジミンが告白した「解散を考えた時期」に起きたある出来事についてご紹介します。
ジミンが告白した「解散を考えた時期」に起きたある出来事とは?
2013年『Big Hit Entertainment』からデビューしたBTS(防弾少年団)。
デビュー直後はなかなかヒットに恵まれなかったものの、2015年に発表した『I NEED U』で初めて韓国音楽番組の1位を獲得し、それを皮切りにBIGBANGやEXOと肩を並べる人気ボーイズグループへと成長していきました。
そして2016年には2ndアルバム『WINGS』がBillboard200に2週連続チャートインするなど様々な記録を打ち出し、世界的スターの階段を上り始めます。
同じ年には”Melon Music Awards”や”2016MAMA”で大賞を受賞し、大手芸能3社以外で初となる快挙を成し遂げました。
2018年には”MAMA in Hong Kong”で「今年の歌手賞」を受賞し、順風満帆に見えたBTSでしたが、その際のスピーチで「今年は解散を考えた苦しい時期だった」ことをリーダーのジンが明かしました。
予想もしなかった「解散」という衝撃的な言葉にショックを受けたファンも多くいましたが、その後公開された動画やメンバーのインタビューから、当時のメンバーたちが抱えていた苦しみが伝わってきます。
楽曲制作も多く手掛けるシュガは、圧し掛かる大きなプレッシャーに苦しんでいました。
もともとデビュー当時は「売れない」とまで言われていたBTSでしたが、その人気は韓国国内、アジアに留まることなく、世界規模へとなっていきました。
本人たちも目標としていた以上の”人気ぶり”に戸惑っていたようです。
韓国で放送されたバラエティー番組の中で、シュガは「ある程度、床が見えた方がいい。飛行機でも地上が見えたら飛んでいる気がするけど、雲の中にいると飛んでいる気がしない。とても光栄でありがたいと思っているけれど、一方ではこれでいいのか、ここまでやることが本当に僕たちが望んでいたことなのか、と思うこともある」とその胸の内を語っていました。
シュガは、アイドルとしての活動期間をもともと長くは考えておらず、音楽番組で1位をとって単独コンサートをすれば、その後はアイドル活動を終えてプロデューサーとして活動するもりでいたそうです。
人気が世界へ広まりつつあった2017年、AMAで『DNA』を披露することとなったBTS。
今までに感じたことのないプレッシャーに襲われていたようで「これ(AMA)がどんな意味かは分かっていたのであの日ホテルに戻って泣きました。元々これは自身が望んでいたことではないと、ここまでプレッシャーを感じる状況を望んでいなかったと、これが始まりだとわかっていたので、一度行くとその次も行くことになるだろうからすごく怖かった」とインタビューで話しています。
周囲の期待に自分たちの気持ちが付いていけなくなっていた2017年。
そんな心境の中で行うこととなったワールドツアーは、メンバーたちにとって今後を考えるきっかけとなったのでしょう。
そして同じく大きなプレッシャーに苦しんでいたジミンは「自分がなぜこの仕事をこんなに命がけでしているのか、なんでこの仕事じゃないとダメなのか考えていた」と、公式Youtubeチャンネルにアップされた動画で語っています。
アップされたのは2019年夏ですが、話の内容から、撮影されたのは2018年4月頃と考えられます。
自分の気持ちを整理しようと一人の時間を多くとるようになったものの、そうしているうちに寂しさを抱えるようになったジミン。
そして、頼れる存在であるメンバーたちに頼ってみようと思った時、同じようにメンバーたちも非常に苦しんでいることを知ります。
自分も、メンバーたちも苦しんでいて、どうしたら良いかわからない状況になっていたと言います。
おそらく「解散」という話はそのタイミングで出てきたのだと思います。ジミンも「そのようなことがあってから、3,4ヵ月は辛い時期があった」と話しています。
結局また一人で考え込む時間が増えたジミンでしたが、その時にJHOPEと見た自分たちのコンサート映像の中で、ファンたちだけでBTSの楽曲『Youg Forever』を歌っている姿が目に映ります。
「自分は何を考えていたんだろう。なんでこれを忘れていたんだろう。」と頭を強く殴られたような感覚がしたそうです。
ずっと悩んできた「自分がこの仕事に命を懸ける意味」を思い出したジミンは、早くカムバックしてコンサートもやりたいという気持ちになり、早くファンの人たちに会いたくて、同じ場所にいたくて、早く一緒に歌を歌いたいということをたくさん思うようになったと言います。
そうして少しずつ前向きになり始めていた気持ちは、メンバーたちだけで行った旅行で更にいい方向へと向かっていきます。
3日間、何もせず、ただ一緒にご飯を作ったりゲームをしたりしてゆっくり過ごす時間の中で、今隣にいる人たちが、隣にいないといけない人たちが、本当に楽しそうにしている姿を見て、ジミンは自分の思考がスッキリして気分が良くなっていく感覚があったそうです。
言葉通り、本当に癒されたと言っています。
旅行から帰ってからはグループの雰囲気もよくなって、メンバー同士で話し合う時間も増えたようです。
そして、気持ちを切り替えてカムバックの準備に取り掛かっているところで撮影されたのが、今回の動画でした。
解散の危機を乗り越えたメンバーたちにとって、ファンの存在こそが頑張る理由になっているんですね。
何かの授賞式でナムジュンがファンに対して「僕達の理由になってくれてありがとうございます。」と述べたことに対してジミンは「自分も言いたかったことを言ってくれた」と嬉しくなったと話しています。
BTSがこんなにも世界中で愛される理由は、ビジュアルや音楽の良さだけでなく、仕事に対して真摯に向き合う姿勢や、プレッシャーと戦い困難を乗り越えてきた気持ちの強さ、そしてどんなにスターになってもファンを置いていかない、ファンを必要としてくれるその人間性にあるのでしょう。
最後に
いかがでしたか?
今回は、BTSジミンが告白した解散を考えた時期に起きたある出来事についてご紹介しました。
みなさんはどう思いましたか?コメントを残してもらえると嬉しいです。
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