【NewJeans】所属事務所に内容証明「要求受け入れない場合、専属契約を解消」

みなさん、こんにちは!

今回は事務所の内部紛争で問題となっている「NewJeans」について、NewJeansが所属事務所に内容証明を送ったことやその解答、NewJeansとADORの確執などをまとめてご紹介していきたいと思います!

NewJeansが所属事務所に内容証明…「専属契約解消」

韓国ガールズグループ「NewJeans」が13日、所属事務所ADORに、代表取締役を解任されたミン・ヒジン氏の復帰を要求する内容証明を送ったことが明らかになりました。

内容証明は通常、法的な通知や要求のために郵送します。

韓国メディアによると、「ミン・ヒジン前代表と復帰など要求事項を受け入れない場合、専属契約を解消します」などの内容が含まれているとのこと。

また、「この内容証明を受け取って14日以内に、要求した専属契約の重大違反事項をすべて訂正してください」とも書かれていると報じられています。

内容証明は、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの全5人の本名で発送したそう。

アドアは14日、「今日の午前、内容証明をもらった。現在、検討中で具体的な要請事項を把握している段階」と発表していました。

NewJeansは「是正要求を受け入れない場合、専属契約を解除する予定」と記された文書を所属事務所に送付したとのことですが、その「是正事項」も報じられています。

チャンネルAは内容証明を入手しており、それによると、是正要求事項は次の通りとのこと。

・HYBEが「ニュー(NewJeans)を捨てて新しく組めばいい」という決定をしたことに対して、NewJeansマネイジメント社として必要なすべての措置を取ること。

・ハニを「無視しろ」と言った他レーベルのマネージャーに対して、Adorはまだ何の措置も取っておらず、問題を放置した点。

・HYBE PR(広報室長)がNewJeansの成果を貶めたことに対して、Adorの措置を促す。

・HYBEがNewJeansが練習生時代だった当時の写真、動画等のメディアを通じて無断で公開され、まだ削除されていない点。

・「押し出し」により、NewJeansの成果が相対的に切り下げられた状況を解決すること。

・イルカ誘拐団のシン・ウソク監督との不必要な紛争、NewJeansの既存作業物が消える問題などを直ちに解決すること。

そしてその末尾には、以下のように綴られているそう。

「専属契約第15条第1項によれば、NewJeansはAdorが専属契約上の内容に違反する場合、14日の猶予期間を定めて是正を要求し、その期間内に違反事項が是正されない場合に契約を解除または解約することができる。NewJeansはすでにAdorに対する信頼を大きく喪失した状態なので、もしこの書信を受け取った後14日以内にすべての違反事項が是正されなければ破綻した信頼をこれ以上回復する方法がなく、結局専属契約を解約せざるを得ないことを知らせる」

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その後、NewJeansがミン・ヒジンの復帰などを要求する内容証明郵便を送付したことについて、ADORは14日、「本日午前に内容証明を受け取り、具体的な要請事項についての確認を進めている」と明らかにしました。

そのうえで、賢明に問題を解決し、アーティストと今後も共に歩んでいけるよう最善を尽くすと述べています。

ADORはまた、同社の取締役であるミン氏が別の上場会社に移籍するという噂や、この上場会社がニュージーンズメンバーの親戚と関係があるという噂などについては「事実無根」との立場を改めて強調しました。

メンバーたちは内容証明で、ミン氏の代表取締役への復帰のほか、HYBEの傘下事務所のグループのマネージャーが担当グループのメンバーに対しNewJeansのハニを無視するよう指示したことに対する謝罪などを要求。

そして、受領から14日以内に要求が受け入れられなければ、NewJeansは専属契約を解除すると宣言しました。

なかなか難しい問題ではあると思いますが、韓国では世論を味方につけたら裁判に勝てることもある・・・と言われているのだとか。

SNSでは、「これは勝算があってのことだろう」「HYBEから出たとしてそこからの活動に支障が出ないことを祈るのみ」「いくらHYBEの勢いが落ちてるとはいえ大手芸能事務所であることは間違いない」などとの声が。

今後、どのような展開を見せていくのか・・・注目は集まり続けそうです。

ADOR、9月には要求を拒否…「ミンヒジン代表復帰は不可能」

ADORは以前、NewJeansの最後の通告を受け入れなかったとして大きな注目を集めていました。

ADORは今年9月、「理事会でミン・ヒジン理事を社内理事に再選任するための臨時株主総会を招集することに決議した」と公式コメントを発表。

これに先立ち、ADORは9月11日、ADORの前代表であり現社内理事のミン・ヒジンに、今後5年間、NewJeansのプロデュースを引き受けてほしいと提案していました。

この「5年」とは、NewJeansとの契約が残っている期間全体を指すとのこと。

ADORは「ただし、ADOR理事会は本日、代表取締役職の復帰要求については、現在は受け入れられないということで議論した。NewJeans制作担当プロデューサーとしての地位、期間と権限に関して、基本的な補償がなされただけに、今後の具体的な条件について協議が行われることを期待する」と明らかに。

続いて「NewJeansのメンバーには、本日の理事会で議論された内容と、様々な内容に対して電子メールで詳細な回答をした」と付け加えました。

これは、先立って、NewJeansのメンバーが緊急生配信を通じてADORとHYBEに要求したことに対するADORの立場表明。

NewJeansは緊急生配信で「元のADORに戻してほしい。何かをもっとやってほしいと言っているわけではない」とし「私たちが求めるのは、ミン・ヒジン代表が代表として存在する、経営とプロデュースが統合された本来のADORだ。今このような要請を申し上げるのは、HYBEと争わずに上手く過ごす方法」と伝えていました。

HYBEは4月に、ミン・ヒジンを業務上背任などの疑いで告発した後、8月にはHYBEのCHRO(最高人事責任者)出身のキム・ジュヨンをADORの新代表取締役に選任。

これにより、ミン・ヒジンは2021年11月にADORの代表に選任されてから2年9ヶ月で経営権を剥奪されたということになります。

これに対し、ミン・ヒジンは一方的な解任通知だと主張し、HYBEは適法な手続きを取った代表取締役の交代だと対立しました。

結局、ミン・ヒジンは9月13日、ソウル中央地方裁判所にADORの臨時株主総会の招集、および社内取締役再選任のための仮処分申請を行うこととなりました。

【ADOR 公式コメント全文】

ADORは本日、理事会でミン・ヒジン理事を社内理事に再選任するための臨時株主総会を招集することに決議しました。

ADORは先立って、9月11日午前、ミン・ヒジン理事に、今後5年間、NewJeansのプロデュースを引き受けてほしいと提案しました。5年はNewJeansとの契約が残っている期間の全てです。

ただし、ADOR理事会は本日、代表取締役職の復帰要求については、現在は受け入れられないということで議論しました。

NewJeans制作担当プロデューサーとしての地位、期間と権限に関して、基本的な補償がなされただけに、今後の具体的な条件について協議が行われることを期待しています。

NewJeansのメンバーには、本日の理事会で議論された内容と、様々な内容に対して電子メールで詳細な回答をしました。

KGMAで大賞受賞!「いつまでNewJeansか分からないが…」

そんなNewJeansが、新しくスタートした音楽授賞式『コリア・グランドミュージック・アワード(KGMA)』の第1回目の授賞式、11月16日(Day1)に登場。

NewJeansは、授賞式開催に先立って行われたレッドカーペットに出席しました。

メンバーたちは先日、HYBE傘下の所属事務所に対して「是正要求を14日以内に受け入れない場合、専属契約を解除する予定」と記された、文書を所属事務所に送付。

その動向に注目が集まっていた中での授賞式参加ということで、さらに注目度は高まっていたようです。

第1回目の授賞式が11月16日、インスパイアアリーナにて開催され、一部部門の受賞者が発表されました。

そしてNewJeansは、みごと大賞に輝いたのです。

受賞スピーチで、NewJeansミンジはこのようにコメント。

「デビューして2年になる。2年間本当にたくさんの人に会ってたくさんのことを経験しながらたくさんのことを学んだ。今日も意味深い学びの一つだった。本当に感謝申し上げる」

「この間、楽しいこともとても多かったし、少しは耐え難い問題もあった。それでもそのような問題を通じて私たち5人がしっかりと団結し、より良いチームになれたと思う」

「(ミン・ヒジンAdor前代表に向かって)ご覧になっているか分からないが、団結して進む力をくださる代表、本当に感謝申し上げる」

「NewJeansは良い音楽、新しい姿で訪ねてくるので期待してほしい」

そして、ハニは「いつまでNewJeansなのか分からないが、私たち5人と『バニーズ』を妨害することはできないと考える。最後まで団結しよう」とコメント。

これは、HYBEとの「専属契約解除」訴訟によって、グループ名を使用できなくなることを見越した発言をしたとして話題となっていたようです。

ダニエルは、「NewJeansでなくてもNewJeansはネバーダイ(絶対に死なない)」とコメントし、大きな歓声を受けていました。

『KGMA』は、韓国の芸能・スポーツメディア「イルガンスポーツ」が主催。

同メディアは2022年まで、中央グループの一員として『ゴールデンディスクアワード(GDA)』を主催してきましたが、2022年5月にKGグループに売却されたため、新たな授賞式を創設。

『GDA』は2023年から、中央グループが主催者となっているとのこと。

NewJeansはこの『KGMA』で、グランドアーティスト(大賞)とベストアーティスト賞を獲得しています。

受賞スピーチは、ヘリンの「アドアのスタッフのみなさん・・・あ、私たちと一緒にいてくれるアドアのスタッフのみなさん」とコメントしたことも注目を集めていましたね。

この授賞式を見たファンたちは、「ニュジたちはもうadorを抜ける覚悟でいるのかな」「練習生時代から今までやってきたのに事務所が乗っ取られてそのまま抜けるなんて寂しい」などの反応を見せています。

今後どのような流れになるか分かりませんが、何があってもこの5人で活動するという覚悟が感じられるNewJeans、これからも活動を見守りながら応援していきたいですね。

まとめ

今回は事務所の内部紛争で問題となっている「NewJeans」について、NewJeansが所属事務所に内容証明を送ったことやその解答、NewJeansとADORの確執などをまとめてご紹介しました。

みなさんはどう思いましたか?コメント残してくれるとうれしいです。

この記事を書いた結果!

・NewJeansが所属事務所に内容証明を送付!

・ADORの回答と今後の動向に注目が集まる!

・渦中でありながらNewJeansは授賞式で大賞受賞!

という結果になりました。

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