みなさん、こんにちは!
今回は、現在Netflixで公開中の『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』にBTSが登場し話題になっています。登場した理由にはある深い意味についてご紹介していきます。
現在Netflixで公開中の『ペーパー・ハウス・コリア』にBTSが登場
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Netflixといえば、全世界で約2億2000万人以上の会員数を誇る配信登録制のストリーミングサービスです。
これまでにも『愛の不時着』『梨泰院クラス』『イカゲーム』などのドラマ作品が大きな話題になりました。
そんなNetflix の韓国ドラマですが、今新たに『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』に注目が集まっています。
更にドラマ内で『BTS』というワードが出てきたことが大きな話題になっていたことも、理由のひとつのようです。
どのような形で、『BTS』というワードが登場するのか、いったいどのような作品なのかについてご紹介していきます。
この作品は公開されて2日後の6月26日付”今日のテレビ番組グローバルTOP10″で3位を記録しました。
日本のNetflixランキングでも、1位を獲得。
さらに、非英語ドラマ部門では2週連続1位を記録していました。
この作品はNetflixで2017年から2021年まで配信されていたスペインのドラマ作品「ペーパー・ハウス(英題:Money Heist)」(パート1~5)の韓国リメイク作品になっています。
総視聴時間は、4900万時間を超えて、ランキング2位以下の作品をを大きく引き離して独走状態となりました。
この作品は、先ほど紹介したスペインのドラマの原作のプロットを借用してはいますが、韓国ならではの”北と南”という特別な素材を物語の中に盛り込んでいることも特徴のひとつになっています。
大ヒットした原作の持ち味も生かしつつ、韓国ならではの新たな具材付け加えて、2021年に大きな旋風を巻き起こしたドラマ作品『イカゲーム』に続き、グローバル市場を狙った秀作を作り上げたといえます。
そして、冒頭でもお伝えしましたがこの作品が話題を集めたのには『BTS』というワードがドラマの中に登場した事も理由のひとつのようです。
この作品『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』はタイトルにもあるように韓国と北朝鮮の共同経済区域が実現した朝鮮半島が舞台になっています。
そして『BTS』というワードは、第1話のエピソードの中で登場しています。
この作品には、女優チョン・ジョンソ演じる北朝鮮の女性リ・ホンダン(トーキョー)が登場します。
この作品のリ・ホンダンの最初のセリフが、
「K-POPグループBTSのファンをARMY(アーミー)と称する。ARMYは世界どこでも存在する。もちろん、北朝鮮にもいる」でした。
このシーンは強盗団のひとりとなった彼女が北朝鮮から韓国の来るまでの経緯をコンパクトにまとめたものです。
さらに、セリフだけではなくBTSの楽曲の振り付けを真似しながら階段を降りるというシーンもありました。
このように『BTS』や『ARMY』といったワードを使用したのはなぜだったのでしょうか。
この作品の監督を務めたキム・ホンソンさんのインタビューをご紹介していきます。
原作のトーキョーと今回の韓国版のトーキョーは異なる魅力を強調した理由についてはこのようにか答えています。
「自然にそうなった。韓国版のトーキョーは、北朝鮮から来た自由奔放なMZ世代(ミレニアル世代とZ世代を合わせた言葉)というキャラクターだった。原作からわざと変えようとしたのではなく、このような設定に従っていたら、その過程で自然に今のトーキョーというキャラクターが完成した」と明かしました。
そして、ドラマの中でトーキョーがBTS(防弾少年団)の音楽を好んで聴くという設定についての解答は「BTSの曲を入れた理由は、実際に北朝鮮でたくさん聴くと聞いたので、そのような設定にした」と説明していました。
このことからわかるように、原作らしさも取り入れつつも実際に北朝鮮でも聴かれているという現代的な背景も描いていることが理由であることがわかりました。
さらには、冒頭に世界的に有名であるBTSの名前を出すことで、世界配信もしっかりと意識しているようにも感じます。
世界的に大ヒット作品を生み出し続ける韓国は今作でも大ヒットを成し遂げました。
最後に、今回トーキョー、リ・ホンダン役を演じたチョン・ジョンソさんのインタビューで素敵な話をしていたのでご紹介します。
チョン・ジョンソさんと演じたトーキョーとの似た点は?という質問に
「実際の性格は原作のトーキョーとよく似ていると思います。でも韓国版のトーキョーに似ているところは、私もアイドルが大好きだということです!」と自身もK-POPファンであることを明かしてくれました。
さらに、今回紹介したBTSのダンスを踊るシーンに対して、
「私もBTSが好きですが、こうしてBTSが大好きな北朝鮮の少女として出てくるので、歯を食いしばってやりました。キャラクターを説明する部分でもあるからです。歯を食いしばって恥ずかしくないよう、最大限一生懸命に、台本に忠実にやりました。でも決まりが悪かったですね。」
と回答していました。
そして、KPOPファンであるということで好きなアイドルは?という質問に
「私は、今は解散してしまったのですがGFRIENDがずっと好きで、着信音もGFRIENDの歌でした。またTWICEの大ファンでもあります。今はTWICEの歌が着信音です。ダンスを真似することはできません。ダンスと歌を同時にやることができないんです。私ができないものを持っているからアイドルが好きなんです。不思議ですし、美しいです」と解答。
さらに「男性アイドルよりは女性アイドルの方がずっと好きですね」ということも教えてくれました。
以上、Netflix の韓国ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』に『BTS』というワードが登場している理由やドラマ作品についてご紹介していきました。
原作のスペイン作品との異なる魅力として登場したトーキョーというキャラクターがARMYという設定であったこと。
音楽を流しながらダンスを披露しているシーンがあったことから注目を集めていたことがわかりました。
実際の北朝鮮でもBTSの音楽がよく聴かれているという背景を切り取ったことも理由の一つだったようです。
是非、ドラマをチェックしてみましょう!
最後に
みなさんはどう思いましたか?
コメントを残してくれると嬉しいです。
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